原題「Balthazar saison 3」 フランス(TF1)TVドラマ 2020年に放送された作品。
第2話「13日の金曜日」(Saison 3 Épisode 2「Vendredi 13」)
出演
トメル・シスレー(ラファエル・バルタザール 司法専門家 法医学者)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(エレーヌ・バック 司法警察員)
イァング・サモ (ジェローム・デルガド 司法警察員)
フィリパ・フェニックス(ファティム 法医学研究所 助手)
コーム・ルヴァン(エディ 法医学研究所 助手)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
暇をもてあましているバルタザールの元へ連絡が入った。串刺しになった男性の死体が発見されたからだ。急いでその現場へ行こうとしたとき、突然中年女性が何者かに襲われたと助けを求めて入ってくるのだった。
串刺しになった男性は、バーテンダーだった。現場に駆けつけたバルタザールは、事故死ではなく突き落とされたのだとし殺人事件として捜査が始まった。
そして、検屍の為に死体を運んでくると、助けを求めた中年女性がその死体に火を付けてしまい、証拠が消えてしまった。
バック警部と部下のベルガドはその女性から事情を聞くも、はっきりした答えが得られない。彼女の傷は自らつけたもので誰からも襲われてもいなかった。
いったいこの中年女性は、何を隠そうと死体に火を着けたのだろうか。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
前回はあっという間に火を消したのに、今回は手に火を付けたバルタザール。助手ではないが、そんなに暇か?と言いたくなったが。(ん?某日本の刑事ドラマのあの方のように?)
黒猫の迷信って世界共通なのか~と、それと13日の金曜日も。宗教に関する迷信なんかな~。(ほぼ興味ないから分からんが)
と言うか、
ベルガドが意外と気にしてるのが楽しかった。
そんなにタイプに見えなかったし、警察官なのにな~、信じるのかよ~とね。(^◇^;)
そして、今回は、ラストの二人の危機でしょう。
どうやってこの場を乗り切るか!
バック警部の言い分が今回は増してめちゃくちゃよく分かった。「あなたが関わると自分に災難が起きる!!」
前回は火あぶり。今回は、まるっきり逆。
そういう方法は昔から言われていたけど、実行するバルタザールが凄い!
というか、二人が・・・。
と思った所で、恋愛ものには欠かせない、あれが登場!!
良いところで戻って来やがって~、タイミングが良すぎるわ~、と思ったのですが・・・。(意味深)
原題「Balthazar saison 3」 フランス(TF1)TVドラマ 2020年に放送された作品。
第1話「偽りの理想郷」(Saison 3 Épisode 1「Paradis perdu」)
出演
トメル・シスレー(ラファエル・バルタザール 司法専門家 法医学者)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(エレーヌ・バック 司法警察員)
イァング・サモ (ジェローム・デルガド 司法警察員)
フィリパ・フェニックス(ファティム 法医学研究所 助手)
コーム・ルヴァン(エディ 法医学研究所 助手)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
バック警部は、部下のベルガドと共に、検視結果を聞きに来ていた。だが、助手のファティムとエディではらちが明かない。
何故なら、バルタザールが不在だったからだ。
そのバルタザールは、一人ヨットに乗り海に出ていた。半年間も仕事から逃げていたのだ。
そんな時、ふと立ち寄った島で焼死体を発見してしまう。さらに、島の誰かから助けてくれとのメモを貰ってしまった。
彼は検屍はもうしないと決めていたが、好奇心から独自で焼死体を解剖してしまう。そこへ、彼の行方を追っていたバック警部が現れた。
心配していたと話す警部をよそに、彼は死体が女性で何かの刻印があり、殺されたのだと言い出すのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
待望のシーズン3放送!! AXNミステリーさん!!ありがとうございます。
で、早速鑑賞。
今週と来週はこのドラマの感想日記を1話ずつ書いていきますので、よろしくお願いしま~す。(*^^)v
いきなり行方不明のバルタザール。
いずこへ?と思っていると、え?海?ヨット~!!でびっくり。どれだけお給料がいいんだか。(^◇^;)
最初は、船乗りだと言いだし、検屍はしないと言っていた彼だったが、職業病(?)が再発。
そうでなければ、話しは面白くないんだけども。
バック警部が現れた時から、嬉しそうなバルタザール。
会いたかったんだろうなあ~素直じゃないんだから~。二人とも。
無線でのおふざけは、変わらずのガキんちょモードで楽しそうで、面白かったなあ。
そうそう、細かい演出だけど、バック警部とバルタザールの毛糸の帽子の色。
昭和な日本だったら、絶対逆を被らせたと思う。
そういうのが、ないのが好きだったりするし、センスいいな~と思ったりするのは自分だけかな。
ネタバレになるが、
そういう団体って、結末はそうなると思う。
そんなことで自然がコントロール出来るのだったら、とっくに、世の中住みやすくなってるよ。
と、ひねくれた自分は思ってしまうのだけど・・・。(~_~;)
やっとこれで、戻ってくるバルタザール。
妻の事件の真相を今度こそ解決してくれることを祈るばかりです。(意味深)
À l'aveugle 2012年 フランス作品
監督 ザヴィエ・パリュ
製作・脚本 リュック・ベッソン
出演 ジャック・ガンブラン ランベール・ウィルソン ラファエル・アゴゲ アルノー・コソン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ボディガードを連れ女性が部屋に入る。部屋をチャックしたボディガードは異常がないとし出て行った。その後、女性は部屋の中で何者かに殺されてしまうのだった。
妻を亡くし自暴自棄になっている刑事ラサール。
彼は女性が惨殺された現場に来ると、自分の信用する部下のエロイーズ以外を現場から追い出した。エロイーズは、ラサールから指示を受け、防犯カメラの画像を手に入れた。
そこに映っていた盲目の男性を警察へ呼びラサールは面会する。
ナルヴィックと名乗ったその男性はピアノの調律師で殺害された女性の部屋には調律に行っただけだと証言した。
盲目が嘘ではなかと疑ったラサールだったが、彼は本当に目が見えていなかったのだった。
その後、金持ちが主催するパーティー会場で車の爆発が起き、一人が死亡した。爆弾の殺傷能力は一人のみ。
ラサールは、プロの仕業だと考え、最初に殺された女性との接点を探るのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ちょっと、ランベール氏の出演作を探って面白そうだと思って鑑賞した1本。見終わって、ベッソンの脚本だと分かり納得だった。なかなか面白かったから。
今回は監督ではないけれど、ベッソンとは相性がいいから。(*^^)v
盲目の殺し屋VS孤独な刑事。
殺し屋が非情な奴かと思ったらのオチで、お~!!となった。ネタバレになってしまうから詳細は言えないが、愛国心を利用されたと言っても過言じゃないかも。
それを利用する連中がねぇ~。(意味深)
それでは、ランベール氏はと言いますと、盲目の殺し屋、ナルヴィックでした。
いや~なかなかのアクションでしたよ。そう戦うのか~とも思ったし。いつも通り、紳士的な身の熟しで、上手かったなあ。
追う刑事ラサールは、ジャック・ガンブラン。
どこかで?と思ったら、「レセ・パセ 自由への通行許可書」に出演していた俳優さんでした。
そうそう、彼の部下が女性で彼に好意を抱いていた。
年上好き?と思っちゃったです。(~_~;)
Au bout des doigts 2018年 フランス・ベルギー作品
監督 ルドヴィク・バーナード
出演 ジュール・ベンシェトリ ランベール・ウィルソン クリスティン・スコット・トーマス カリジャ・トゥーレ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
パリ北駅。
「ご自由に演奏を!」と書かれたピアノで演奏をしている青年、マチュー・マリンスキー。その演奏に聴き入っている男性がいた。
演奏が終わると男性がマチューに声をかけようとしたその前に警察官が現れ、その姿を見た彼はその場を逃げ出したのだった。
パリの名門音楽学校、高等音楽院(コンセルヴァトワール)でディレクターを務めるピエール・ゲイトナーは、北駅で再び演奏しているマチューを発見し今度こそ声をかけた。
名刺を渡し、是非我が学校へ来て欲しいと伝えた。
その後、マチューが不良仲間と盗みに入り逮捕され、6ヶ月間の公益奉仕の判決を受けた時、その奉仕先をピエールの務める学校にしてもらった。
掃除係として来た彼にピアノのレッスンを受けさせるピエール。
指導者は、女伯爵の異名を持つピアノ教師エリザベス。
最初は、彼女に反発するマチューだったが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
個人的にはこういうお話が大好き。才能を見いだしてくれる人物との出会いによって、自身の人生が変わって行く物語。
最初はドイツ映画「4分間のピアニスト」的な展開かな~と思ったが、こちらの方がハートフルでラストはちょっとほっこりして良かった。
まあ、ドイツ映画はそれはそれで良かったのだけど、好きな終わり方ではなかったからさあ~。(^◇^;)
日本でも駅にピアノがある場所があったはず。
TVでコンクールに出るのにピアノの練習場所が確保出来ず駅のピアノで~というのを見た事があったから。(動画サイトだったかな?)
実際に演奏してるとこを見てみたい気もするのだけども。(^◇^;)
それでは、ランベール氏はと言いますと、彼をスカウトするピエールでした。
奥さんからは、亡くなった息子の身代わりを~みたいに言われてましたが、あくまでも、マチューの演奏の才能に惚れ込んだという感じでした。
会場に遅刻している、マチューを待っている姿は、こっちまでドキマギものでした。
最初は反発する彼だったが、だんだんと自信を付けていく様は、パターンではあるけども、良い感じに。
冷たそうで、暖かい、女伯爵と呼ばれる教師エリザベストの交流も好きだったなあ。
エンドロール、大人ぽくなったマチューにびっくりでした。
演じたジュール・ベンシェトリは、俳優一家の産まれなんだそうだ。
今後の活躍に期待出来る俳優さんだね、きっと。
Les traducteurs 2019年 フランス・ベルギー作品
監督 レジス・ロワンサル
出演 ランベール・ウィルソン オルガ・キュリレンコ アレックス・ロウザー エドゥアルド・ノリエガ リッカルド・スカマルチョ アンナ・マリア・シュトルム
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ドイツのブックフェアーで、世界的なベストセラー本「デダリュス」の第3弾が全世界同時発売されると発表された。
フランスのパリに各国から集められた翻訳家達が集合していた。
ヴィレット邸に案内された彼らは、外との連絡手段を取り上げられ、共同生活を余儀なくされる。同じ時間に同じ部屋で同じ枚数を翻訳していくのだと、出版社のアングストロームは説明した。
不満を抱きつつも集められた彼ら。まずは20ページを渡され翻訳する。
そして、数日後。アングストロームへ匿名のメールが届いた。
どこにも流出していないはずの原稿10ページが掲載され、これ以上の流出を避けたかったら金を払えとの脅迫を受けたのだった。
彼はこの翻訳家達の中に犯人がいるとして、強引に探しだそうとするのだが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
フランス映画「タイピスト!」の監督さん作品。
なかなか面白い展開の面白い物語でした。最後の最後までまったく分からなかったから。
ネットを遮断された中で原稿が流出する。建物からも出られない彼らがどうやって原稿をネットに掲載出来るのか?
本当にこの中に脅迫犯がいるのか?
凄いトリックでした。よくよく考えたらそうなんだけども、いや~分からなかったなあ。
この9人の翻訳家が個性的で、それぞれに問題を抱えていたりして。ややこしくしてくれる。
ロシア語は、オルガちゃんでした。
久しぶりだったけど、いつも通りのイメージって感じだったかな。。
スペイン語は、これまた久しぶりのノリエガさんだった。
お~!となったのでした。
で、
ドイツ語は、アンナ・マリア・シュトルムという女優さんでしたが、申し訳ないけど、存じ上げていない方でした。
そうそう、英語のアレックス・ロウザーは、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」や「僕と世界の方程式」のに出演していたとのこと。
ちょっと、注目してみようかな?
それでは、ランベール氏はと言いますと、出版社のアングストロームでした。
相変わらず、紳士的な雰囲気のままの独裁者でした。己も悪やの~な人物でした。(なんのこっちゃ)
この監督さんとは個人的に相性がいいかも?
最新作は、ロマン・デュリス君主演の「En attendant Bojangles」
日本で公開してくれるといいなあ~。
Balle perdue 2020年 フランス作品
監督 ギヨーム・ピエレ
主演 アルバン・ルノワール ニコラ・デュヴォシェル ラムジー・ベディア ステフィ・セルマ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
改造車で宝石店の壁をぶち破り店内へ突っ込んだ、リノ。彼は今、刑務所にいた。
そこへ、麻薬の取締に役立つはずだと、運び屋対策班のシャラスが車の整備士として彼をスカウトに来る。何故なら、いつも、運び屋達との追跡劇で警察車両が潰されていたからだった。
彼が整備士として加わって、本日も犯人を逮捕できたが、薬の流通は抑えられていなかった。
そんな中、シャラスは。リノの働きぶりを見て早期釈放を申し出たと本人に伝えた。そして、何気に、仲間はいなかったのかとも尋ねてきた。
リノは弟がいる事を告白する。
そして、弟の雇い主を逮捕すべく、リノを連れその場所へ行ったシャラス。そこには何故か同僚のアレスキがいた。
アレスキは、シャラスを射殺しその罪をリノに着せようとする。
リノは、スキを見て逃げ出し、自分の無実を証明する証拠を探すのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
これも、ねとふりで発見した、1本。
最近のコブラ11でもそうそう、見れなくなったカーチェイスを見せてくれて、嬉しかった。
見慣れているけれど、街中の追跡劇とか楽しかった。
フランスでこんなカーチェイスをしてくれるなんて、映画「トランスポーター」以来かな。(^◇^;)
そして、リノと警察官達の死闘。1vs10ぐらいだったかな。
殴られても、倒されても、諦めないで、応戦し、その場を逃げ出したのには、恐れ入りました。アクションのキレ良かったよ。
物語は、あらすじのまんま。
取り締まっても、警察の網を潜り抜けていたのは、内通者がいたから。
その内通者、登場シーンでもそのスタイルでも、むっちゃ格好良かったんだけどねえ。
ということで、目的のニコラはと言いますと。同僚で罪を着せようとしたアレスキでした。
そうです!悪役です。
嫌な野郎です。上手いなあ。優しい雰囲気はどこへやらでした。
警察官という強みで、リノを追い詰めていくけども・・・。最後の最後まで、ずるがしこかった彼。
悪役のサガではなかったので、ちょっとムカついたけど安心しました。
まだまだ、彼は面白そうなので、追いかけて行きますよ~。
Jour J 2017年 フランス作品
監督 リーム・ケリシ
主演 リーム・ケリシ ニコラ・デュヴォシェル ジュリア・ピアトン シルヴィー・テステュー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
仮装パーティーで、ワンダーウーマンの格好をしたジュリエットは、スーパーマンの格好をしたマティアスと関係をもった。彼女は、彼に、今後の連絡先として名刺を渡す。
次の日、その名刺を恋人のアレクシアに発見されてしまったマティアス。焦る彼に対して嬉しそうなアレクシア。
実は、ジュリエットの仕事は、ウェディングプランナーだったのだ。そのままの勢いで結婚式を挙げることなってしまった、彼。
仕方なく、ジュリエットに連絡をし職場に恋人と出向いた。そのジュリエットは、彼からの連絡は嬉しかったが、恋人との結婚式の話だと分かりショックを隠しきれない。
さらに、その恋人から幼い時にいじめられていたことを思い出し、2重のショックを受けるのだった。
仕事を断ろうとするも、今、会社は存続の危機。
ぐっと我慢をし、アレクシアの望むウェディングを計画するジュリエットだったが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ねとふりにあった、彼のラブコメ。ベタだけど、なかなか、面白い展開だった。
このアレクシアが、まあ、うるさい!女。
お城で挙げたいだの、新郎新婦の登場は、派手に空から舞い降りたい!だの、仕事とはいえ、ジュリエットはよく我慢してるなぁ~だった。
でも、まあ、ある地点からは、マティアスと二人きりで、プランを立てる事になるのだけど・・・。
昔のいじめっ子って、大人になって会うと意外と親しくしてくるんだよね。いじめた事を覚えてないというか、いじめだと本人、自覚してないらしい。
いじめられた本人は、ず~と引きずってたりするから、なんかそこんところ腹立つんだよなぁ。
大人だから、そうあからさまには、言わないけど。
そうそう、このジュリエットの母親も、アレクシアの父親も、もしかして毒親?とも思えてしまったのは自分だけか。
それでは、注目のニコラはといいますと、板挟みになってしまった、マティアスでした。
始めての浮気だけど、あのカノジョなら浮気するよね~だった。
だけど、なかなか決断しない奴でした。基本、優しいんだろうねえ。(ご贔屓に見てるので)
そうそう、髪の薄さを気にしてましたが、こちらも見ていて、気になる髪でした。(^◇^;)
彼は、ドタバタコメディもいけるね。
上手いなあ。
エンドロールがNG集だった。
コメディだとこういうエンドロールもいいかも?楽しく面白いまま余韻に浸れるからね。
Snowboarder 2003年 フランス作品
監督 オリアス・バルコ
主演 ニコラ・デュヴォシェル グレゴワール・コラン ジュリエット・グドー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
雪山の斜面をスノーボードで滑走してくる面々。
スノーボードの店を経営しているビショップは、よく若者達を連れて滑りに来ていた。その中でも特に上手なギャスパールを気にはしていた。
何故なら彼は、ジョシュ・アテルセンという選手に憧れていて、自分も競技に出場したいと言い続けていたからだった。
ある日、ギャスパールは、競技が終わった会場でコースを滑走していると、あの憧れのジョシュから声をかけらた。自分のチームに入らないかと誘われるギャスパール。
早速、荷物をまとめビショップにも告げず、彼のチームと合流した。
一方、ジュシュにはある計画があった。それは、自分の身代わりとしてギャスパールを大会へ出場させることだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
クソ暑い真夏に、この作品を鑑賞したので、ある程度、目では涼しさを感じましたが・・・。( ̄。 ̄;)
物語は、ベタ中のベタな青春絵巻。
憧れの選手に認められ、舞い上がっていたが、実は違って、自分自信を取り戻していくという展開。
大概、憧れの選手には、彼女がいて、その彼女は、その選手の事が好きなんだけども、彼も好きになってしまい、こっちに傾くのかな~と思ったら~というのもベタでした。
そして、その彼女が、お嬢様学校で、男子禁制の女子校生!!
なぜか、そういう女子校ってあっさり男性が入れたりしたりして・・・。(^◇^;)
それでは、注目のニコラはと言いますと、主人公のギャスパールでした。
デビュー間もないので、若い!
スノボーしてたけど、本人はどのあたり迄だったのかな?
田舎のあんちゃんが、都会で粋がってるって感じがまんまでした。そうそう、まだ、そんなにタトゥーもなったかな。
初々しい感じでした。
背格好や仕草、それに、技術的にも似ているのなら、入れ替わりは可能だよなあ~とは思った。
だって、ゴーグルとかマスクとかで顔はよく見えないし。
でも、実際にどうなのかは分からないけどね。
Une sirène à Paris 2020年 フランス作品
監督 マチアス・マルジウ
主演 ニコラ・デュヴォシェル マリリン・リマ ロッシ・デ・パルマ ロマーヌ・ボーランジェ チェッキー・カリョ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
祖母も母もステージに立っていた船上バー「フラワーバーガー」。
今、そのステージに立っているのは彼女らの孫であり、息子のガスパール。しかし、経営者であり父親であるカミーユは、店を閉めると言いだし、ガスパールは落ち込んでいた。
そんな時、川辺の近くで傷を負った人魚を発見する。なんとかして、助けようと、一応救急病院へと人魚を連れて行く、ガスパール。
だが、身の危険を感じた人魚は歌い出し、治療をしようとした男性医師に心臓発作を起こさせ死亡させてしまった。
その為、人魚は治療してもらえず、ガスパールは自分の家のバスタブへと連れて帰った。そこで、同じように歌い出す人魚。
しかし、ガスパールには効果がなかった。何故なら彼は大きな失恋をしたばかりで、恋を捨てていたからだった。
献身的に看病をしてくれるガスパールに対して、人魚も安心し、自分の名前はルラだと自己紹介した。しかし、2日目の朝には海へ帰らなければ死んでしまうとも。
一方、人魚に殺された男性医師の恋人ミレナは、殺人鬼人魚を捕まえようと、どこにいるのか探し始めるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、この1本でちょっといいかも~と思った俳優、ニコラ・デュヴォシェルの出演作品を紹介します。
「パリの街で人魚を拾う」という設定に惹かれて鑑賞した、おふらんす作品。
恋を知らない人魚と、恋を諦めた男の、可愛くてほのぼのとしたラブストリーでした。
オープニングとエンドロールは、人形劇。監督さんのデビュー作がそうだったとのこと。なので、全体的に絵本を見ているような感覚。
うわ~人魚が落ちてたよ~から始まり、必死に病院へ運び、家のバスタブに入れ。そのバスタブにはおもちゃのひよこが浮かび、そのひよこを人魚が~と、2人の出会いから、楽しくて始まり、クスッと面白く、切なく、キュン!とする展開。
そして、やっぱり、なんたって、ガスパールが最高!!
ということで、ガスパールを演じたニコラ・デュヴォシェルはと言いますと。
優しくて一途なところが好みだった。声もいいし、歌声も良い感じだったし。彼女の声と自分の歌をレコードにするのがいいよなあ。ルラに見せるショーもステキ。
ラストはむちゃくちゃ、ドキドキしたけど・・・。
ローラースケート、上手でした。運動神経いいのかな?
そうそう、久しぶりのチェッキー・カリョ、パパ役でした。
さら~とした良いパパさんでしたよ。
Kings 2017年 フランス・ベルギー作品
監督 デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン
出演 ハル・ベリー ダニエル・クレイグ ラマー・ジョンソン カーラン・KR・ウォーカー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
黒人の少女が店でジュースを買おうとしていた。
少女は自分のリュックのポケットにまだレジを通していないジュースを入れてから、お金を払おうとした。だが、店主はその行動を無視し銃を向け発砲。
少女は死亡してしまった。
LA,サウスセントラル。ホストマザーのミリーは、貧しいけれど数人の子供達を愛情を込めて世話をしていた。隣人の白人、オビーは、彼女に文句を言うがそれ以上の意地悪はしてこなかった。
ある日、母親が逮捕されたウィリアムを引き取ったミリー。長男のジェシーは戸惑うばかり。彼は、学校でニコールを見掛け夜の街で危ない事をしそうな彼女を助けていたが・・・。
ウィリアムは、悪い連中と付合いそれにニコールも加わってしまう。ジェシーはどうしてもニコールをウィリアム達から遠ざけたかったが無理だった。
そんな中、ロドニー・キング事件で警察官が無罪になったことで、街が混乱を始めるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
気がつけば、ハル・ベリーもボンド・ガールだったので、ある意味007共演だったこの作品。
1992年に起きた暴動の中で展開する物語。実話ではないというので、ちょっと安心したが。
とはいえ、
冒頭の少女の射殺は衝撃的だった。ジュースを買う順番というか、その物を入れる順番がちょっと間違ってしまったばっかりに射殺されてしまうのだから。店主はきっと何度も同じことを繰り返されたからだろうけど、この少女が気の毒で・・・。(>_<)
そうそう、暴動の様子が映し出されたTVニュースを見て、幼い子供達が、「僕たちも盗みに行っちゃえ~!」と行ってしまうことが、大人として、そら恐ろしかった。(O_O)
それは悪い事!というのが分からないで、みんなが楽しそうにしてるし、面白そうだからと、遊び感覚で行ってしまったこと。
その子供達を必死に探すミリーとオビーがもう大変で・・・。
若者のいざこざは、そうなってしまうよなあ~という展開だった。彼は、ただ、ただ、止めたかっただけなんだろうなあ~と。
でも、ミリーの悲しみも分かったのでした。
それでは、目的のグレイグはと言いますと、隣人の口うるさい白人、オビーでした。
悪口は言うけど、本当は心優しいおっちゃん!似合ってたわ~。その頑固な雰囲気が。
ミリーに怒られて庭で困っていた子供達を密かに自分の家に入れちゃうなんぞ、ちょっとミリーからすれば、助かったんだけど、お節介な~というか。(~_~;)
元来、クレイグはこういう作品に出演していたので、古巣に戻ったのかな~という感じでした。
ハル・ベリーもむっちゃいい感じだったので、二人の共演は必見かもです。
Le serpent aux mille coupures 2017年 フランス作品
監督 エリック・ヴァレット
出演 トメル・シスレー テレンス・イン パスカル・グレゴリー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
針金が張り巡られている畑。その畑の近くの家では、黒人の主人がライフルを準備していた。
妻は、再び地元の彼らに襲われるのではないかと恐れていたのだった。
その頃、警察では、指名手配犯の写真が公開される。その人物はケガを負っているものの、銃を持っているというのだ。
そして、各道路に検問がしかれていった。
その検問にイライラする連中がいた。取引に遅れそうだったからだ。
一方、取引に向かうハビエルを乗せた車は、待ち合わせた場所まで迷いながらも、ようやく到着していた。一服すると、人が倒れていたのに気がつく。
助けようとした時、倒れていた男は殺し屋で、そのままハビエル達を射殺するのだった。だが、ケガを負ってしまい、黒人の家に入り込む。
そして、主人を地下に閉じ込め・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
簡単に言えば、組織を抜けだそうと、その組織の大きな取引を横取りした殺し屋が、ケガを負って民家に逃げ込み~というお話。
フランスの片田舎って今でも黒人差別が強いのかな?
地元の住民が襲ってくるのだけども、ご主人がすっごくいい人に見えたからなんでだろうと。
まあ、そのお陰でいろいろと都合良く展開していくのですが。
そうそう、あの警官の上司、いい人だったなあ。ラストも良かったわ~。
それでは、トメル・シスレーはと言いますと、この組織を抜けようと取引を横取りした殺し屋でした。役名、忘れてしまったけど。(すみません)
坊主頭の姿で、むっちゃかっこよかったし、渋かった~。やっぱり、アクションのキレとかバツグンなんだよね、彼。
次回は、殺し屋じゃなくて、敏腕刑事をしてもらいたいなあ。
何度も言ってますが、「殺し屋を殺しに来る殺し屋は、殺される」が定番であります。
今回も多分におもれずでした。
しかし、追ってきた殺し屋がサイコキラーのアジア人だとはびっくりしたなあ。( ̄。 ̄;)
原題「Balthazar saison 2」 フランスTVドラマ
AXNミステリー サイト
*他のシリーズはこちらを参照
掲載エピソード
第1話「死のマーチ」(Saison 2 Épisode1「Marche funèbre」) 感想日記
第2話「幽霊屋敷の秘密」(Saison 2 Épisode 2「Dernière demeure」) 感想日記
第3話「避難小屋の真実」(Saison 2 Épisode 3「Sang froid」) 感想日記
第4話「不運な出会い」(Saison 2 Épisode 4「Mauvaise rencontre」) 感想日記
第5話「生死の境」(Saison 2 Épisode 5「Face à la Mort」) 感想日記
第6話「死者への恩返し」(Saison 2 Épisode 6「La dette」) 感想日記
第7話「危険なゲーム」(Saison 2 Épisode 7「Tableau de chasse」) 感想日記
第8話「あり得ない殺人」(Saison 2 Épisode 8「Permis de tuer」) 感想日記
第9話「最も強い者の法則」(Saison 2 Épisode 9「La loi du plus fort」) 感想日記
第10話「せん妄」(Saison 2 Épisode 10「Delirium」) 感想日記
原題「Balthazar saison 2」 フランス(TF1)TVドラマ 2019年に放送された作品。
第10話(最終話)「せん妄」(Saison 2 Épisode 10「Delirium」)
出演
トメル・シスレー(ラファエル・バルタザール 司法専門家 法医学者)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(エレーヌ・バック 司法警察員)
イァング・サモ (ジェローム・デルガド 司法警察員)
フィリパ・フェニックス(ファティム 法医学研究所 助手)
コーム・ルヴァン(エディ 法医学研究所 助手)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
犯人から送られて来た、妻リーズの殺害動画を見ているパルタザール。バック警部に渡してあるが、その後何も分からなかった。
その頃、署では、ベルガドが血だらけの顔をした人物に話しかけられていた。その人物は母を守りかったと告げ、髪の毛が着いた頭皮を頭から脱いだのだった。
呼び出されたバルタザールは、署に来てその人物を診察する。名前しか聞き出せず焦るバック警部。
バルタザールは身体の様子を診て、精神病院に問い合わせてはとうかと提案する。
そして、バック警部と共に病院を訪ねるが、その時から、今まで検視していた遺体の人物達がバルタザールに話しかけてくるのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
検視をする度にその遺体の人物がバルタザールに話しかけてきていたのは承知だったけども、あそこまで出てくると、実在する人物かどうか、こっちまで迷ってしまって、大変だった。(^◇^;)
なので、駐車場の車を~と言われた時に、バック警部が、この人が話しかけてるけど~には、彼と一緒に、ちょっとびっくりしてしまった。
カメラアングルも上手いので、すっかり騙されましたよ。
原題=邦題でもある「せん妄」とは?
『突然発生して変動する精神機能の障害で、通常は回復可能。症状には、睡眠障害、幻覚・妄想、見当識障害、情動・気分の障害、神経症状があります。』とのこと。
まさしく、バルタザールの状態だったわけですが・・・。
実は、個人的にせん妄になった高齢者に遭遇したことがあり、バルタザールは高齢者じゃないのになんで?と思ってググったら、上記の記事が出てきて一人納得したのでした~。
もとい。
今回の事件の犯人が分かった時、そういえばそういう映画もあったな~と。
オチまでには気がつきませんでしたが。(~_~;)
それでは、バルタザールはと言いますと。
エンディングのシーンに戸惑ったのだ。実在する人物だと思っていたから。検視の時にしか出て来ないと思っていたからさ。(意味深)
あ~もう~シーズン3での解決を望みます!!
なので、AXNミステリー様、続きのシーズン3の放送をよろしくお願いいたします。
残りの2日間は、トメル・シスレーの出演作品を紹介します。
原題「Balthazar saison 2」 フランス(TF1)TVドラマ 2019年に放送された作品。
第9話「最も強い者の法則」(Saison 2 Épisode 9「La loi du plus fort」)
出演
トメル・シスレー(ラファエル・バルタザール 司法専門家 法医学者)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(エレーヌ・バック 司法警察員)
イァング・サモ (ジェローム・デルガド 司法警察員)
フィリパ・フェニックス(ファティム 法医学研究所 助手)
コーム・ルヴァン(エディ 法医学研究所 助手)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
バルタザールは、マヤを心配し別れ話を持ちかける。しかし、彼女は、大丈夫だからと、妻の事件を知った今でも側にいてくれるのだった。
一方、バック警部は、友人で元上司のメイエル警部と再会していた。前の署で彼女も一緒に捜査した、妹殺しの兄、ヴァンサン・デルクールの裁判がこちらで行われることになり来ていたのだ。
バック警部は、メイエル警部との夕食を約束し別れた。
その後、彼女は、池で遺体が発見されたとデルガドと共に現場へやってくる。池に浮いているその遺体を見た時、バック警部は、それが、メイエル警部だと確信する。
バルタザールも現場に駆けつけ検視をすると、バック警部と別れた直後に殺されたと判明した。
バック警部は今行われている裁判になんらかの関係があると推理しその事件を調べ直すのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
男装の令嬢?メイエル警部。バック警部とも違う魅力的な警部さんでした。
赤い靴は、アンバランスのようで、オシャレに見えて格好良かったなあ。バック警部の服装もステキなんだけども。
今まで移動に車だったのですが、今回は、ヘリコプター!!地理がわからないけど、そんなに遠い勤務先だったとは。
それに、ヘリVSジープという、アクション満載な展開でした。
というか、
ヘリからって、バルタザール、法医学者じゃなくて、いっそ刑事さんになったら?と思ったのでした。銃の扱い方も上手い感じだったので。
しかし、付き合わされるベルガドが・・・。
いつもながら、お気の毒な彼。
それでは、ヘリを操縦していた、バルタザールはと言いますと。
そうなるのは、分かるけども、度が過ぎて・・・。安定剤を飲んでも、そんな感じだと周りが疲れちゃうよ。
ということで、可愛そうですが、マヤとねえ~。
個人的には、別れて正解!と意地悪目線でしたが。
いやそれより、エンディング!
何だ?あの動画。
誰だ?送りつけた奴!
次回、解決してくれることを願います。
原題「Balthazar saison 2」 フランス(TF1)TVドラマ 2019年に放送された作品。
第8話「あり得ない殺人」(Saison 2 Épisode 8「Permis de tuer」)
出演
トメル・シスレー(ラファエル・バルタザール 司法専門家 法医学者)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(エレーヌ・バック 司法警察員)
イァング・サモ (ジェローム・デルガド 司法警察員)
フィリパ・フェニックス(ファティム 法医学研究所 助手)
コーム・ルヴァン(エディ 法医学研究所 助手)
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
妻の事件の容疑者とされるチャールズ・ダザンの家へ来たバルタザール。本人は、ベッドの上で白骨化していた。
事件は振り出しに戻ってしまい、失望した彼は取り乱すのだった。
そんな時、バック警部に新たな殺人事件の連絡が入る。彼女はバルタザールになんとか冷静さを取り戻させ仕事をさせようと説得し、ベルガドと共に新たな現場へと急いだ。
現場には、ギレム・ロッサント、18歳、イネス・ティサンディエ、17歳、サシャ・レノー、18歳の遺体があった。怪物に襲われたような3人だったが、互いを殺し合い死亡したと判明した。
幼馴染みで仲が良かった3人に一体何が起ったというのだろうか。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
あらすじの補足ですが、
妻の事件の犯人=連続殺人鬼は、10年以上も前にこの人物を殺し、もし追っ手が来たら、この人物にたどり着くように細工していたのだ。
簡単に言えば、この人物になりすまして殺人を繰り返していた。バルタザール達は、殺人鬼の手のひらの中で踊らされていたということになる。
バルタザールは、そのことを知って落ち込むし、失望するし、その怒りを側にいたベルガドに向けてしまった。
しかし、ベルガドがむちゃ良い奴で、彼の悲しみも怒りも分かるって感じで、許してくれていた。バック警部は、諦めないと。違う視点からまた洗い直すと。
頼もしいなあ~。
そして、今回の事件もちょっと複雑だった。犯人の親が、とんでもない職業で・・・。( ̄。 ̄;)
申し訳ないけど、今回の犯人の動機には同情出来ない。
一緒に~と思ったのは分かるけど、そこは幼馴染みだったわけだから・・・。
今回もまた、助手達が活躍してくれていた。まあ、エディの女性問題はご愛敬として。(^◇^;)
そのエディは、毒物専門として説明してくれてました。
そうかあ、先住民も使う毒だったのかあ。
最後に、バルタザールの事を。
やけにマヤが彼と自分の手を見比べてる思ったらのエンディングの展開!
ろうそくをあんなに並べて、ロマンチックな演出とはいえ、何も知らないとは言え、バルタザールが彼女の元で泣き崩れるのが辛かった。
いったい、マヤって何者なん?
とちょっとイラっとしましたとさ。
来週も掲載します。