麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

雉はじめて祝う。

2019年12月21日 | 俳優座
師走は忙しいと世に言うけれど
今月に入り、ようやく四本目のブログ。
もう少し頑張りたいところだ。

劇団俳優座No.340『雉はじめて鳴く』。
絶賛稽古中

本日は、その稽古前に「朗読講座」の
発表会も開催された。
10月5日から始まり、月二回、
片山万由美、松本潤子の
両ベテラン女優の指導のもと
六回目の今日は最終回。

そのあとに『雉~』の稽古。



若井なおみ、深堀啓太朗の
誕生日をお祝いしました。
(前列中央の二人です)

お祝いとえば・・・
第54回紀伊國屋演劇賞が決定!

個人賞三名の中の、松本祐子氏。
受賞理由の一本『ヒトハミナ、ヒトナミ』
(企画集団マッチポイント公演)を書いたのは
『雉~』の横山拓也氏である。

また。
第12回小田島雄志翻訳戯曲賞に輝いた
渡辺真帆氏は『朝のライラック』が対象作品。
その演出を務めたのは、
『雉~』でもタクトを振る眞鍋卓嗣

同賞の団体賞のひとつは劇団昴へ贈られ、
対象作品『8月のオーセージ』の翻訳は、
田中壮太郎氏。そう、先月終幕した
弊団の『インコグニート』の訳者である。

紀伊國屋演劇賞に話が戻るが・・・

団体賞のもう一名、土居裕子氏は
俳優座劇場プロデュース公演
『音楽劇 母さん』『音楽劇 人形の家』
における演技に対して。
〈俳優座劇場〉は『雉~』上演の会場
……であるとともに、同じ屋根の下で
日々創造活動で切磋琢磨する〈同志〉だ。

ちなみに『母さん』の作者は堀江安夫氏
今年の静岡巡演も好評を得た『北へんろ』ほか
俳優座への書き下ろし多数。
そして『北へんろ』演出も眞鍋が務めている。



・・・個人的な話になるが。
フリーの制作時代に音楽劇『母さん』
(山彦の会製作)の最終盤の
プロダクションについていたので、
サトウハチローと、その家族を描いた
心温まる舞台に陽があたるのは嬉しい。

その流れでいえば、同じくフリー時代、
ささやかなお手伝いをさせていただいた
劇団桟敷童子が、紀伊國屋演劇賞団体賞。
これもまた、ハッピーな受賞。



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