前回書いたように静岡県磐田市に
土曜日から月曜日まで三日滞在。
我がジュビロの本拠地であり、
かつ連れ合いの故郷でもあるが、
しばらくこの地を踏んでいなかった。
言わずもがなCOVID-19禍にあってだ。
ジュビロといえば、斎場のロビーにも
選手のサインがあって、少し戸惑った。
「こんなところにも…」と
故人を送る形は時代とともに変化して、
思い出の写真もメールで斎場に送るのだという。
一方、祭壇に飾った供物をその場で分配する
古くからの風習は残っていて、
それを知らない地域で生きた私には新鮮だった。
そうそう。
斎場に向かう道脇の大きな看板にFURISODEと。
「むむ、振袖がローマ字に」
別に法律で決まっているわけでもないから
表記は自由だし、若者にはフィットするのだろう。
その影響で、ブログタイトルを無駄に横文字にした。
あ。少し前まではサッカー、ラグビーともに
ジュビロだったのだけれど、
サッカーはジュビロ磐田たが、
ラグビーは静岡ブルーレヴズに改称。
なので磐田駅には二つのクラブのマークが、ドン。
そしてドンといえば前段の供物というのは、
いわゆる花輪の形で、式では飾られていて、
閉式後に引出物に混ぜて、参会者に配分されたのだった。
お酒とつまみ、ジュースやドレッシングなど
さまざまな組み合わせ。きっと何処にも昔にはあって、
近所付き合いを含む、檀家制の崩壊で失ったところ、
例えば首都圏などは、その一例だろう……。
斎場は民間だったが、焼き場は市営。
海に近い眺めの良いところだった。
好天ながら、風は強く。けれどそれは恐らく日常で、
駐車場の樹々は、風で斜めにかしげていた。