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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

犀ハナゲラレタ

2014年08月19日 | 制作公演関連
劇団櫂人・第一回公演『犀(さい)』
作/イヨネスコ、演出/篠本賢一
10月24日~26日
上野ストアハウス



今年の11月で創立三周年を迎える
劇団櫂人は、テアトル・アカデミーの
シニアクラスでのレッスンだけでは
飽き足らず、演劇の深みにはまった
面々で結成された劇団である。

三年目で「第一回」公演?
すでに二度の発表会を経ての
満を持しての劇場有料公演だ

個人的に、1997年からの時限講座
「地域を創る川崎演劇座」(99年迄)、
下北沢演劇祭の中の企画で、
一本の芝居を区民公募でこしらえる
「世田谷区民上演グループ」での十年、
また両グループの有志で立ち上げた
「サードニクス」等々・・・
ノンプロフィット演劇に関わってきて、
その魅力や重要性を少なからず
知っている制作のはしくれとして、
大いに楽しみにしている。

ベケットと並ぶ不条理演劇の雄・
イヨネスコの代表作に挑むのは、
暴挙とも思われるが……
劇団員全員で、古今東西の名作を
沢山読み込んできており、
そんな中から発表会で選んだのは
ブレヒトの『例外と原則』という、
骨太の選択眼を持っている
カンパニーなのである。

経験豊富な客演陣を招いたのも力強く、
拙いながらも面白い舞台に
仕上がるんじゃないかしらと、
昨日思った。

そうそう昨日、中板橋の稽古場に
顔を出したのだ。
昼すぎに、制作面の打ち合わせ。
その後役者たちが徐々に集まって、
台本のテキレジが始まったのだが、
その雰囲気が実に良かった。

演出家は、来週幕をあける
他の作品の稽古で夜からの入り。
それまで演出・篠本の舞台に
数多く出演している藤田三三三を
中心に自主稽古するのだという。

いずれにしろ賽(さい)は投げられた。
今月はまだ週一の稽古だが、
荒立ちに入っているらしい。



公演詳細
10/24金=13:00/18:30
25土と26日ともに=14:00  
前売¥3,000、当日¥3,300、
ペア¥5,500(日時指定・自由席)
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