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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

穴賢

2025年04月24日 | 身辺雑記

2001年度の262億通をピークに

近年はその半数以下になった

国内郵便。

 

それに伴って切手類を販売する

コンビニ等も減少しているそうだ。

ポストも減っていて、

また月の投函数が30通以下の

「腹ぺこポスト」が全体の25%あり、

さらに削減される方向だ。

 

そういえばポストに集荷に来る

普通のバンもちょいちょい見る。

赤いポストカラーじゃない

〇△運送と社名のある白やグレー。

 

コスト削減にも尽力が続く中、

切手代は上がり、高いから郵便は減り、

減るから⋯⋯ってスパイラル

 

書く機会がないと、頭語と結語

(拝啓で始まれば敬具で終わる、

前略には草々など)も使わない。

 

メールのやりとりの文末に

〈高橋拝〉と打ったら、

その返信の本題のあとに

「珍しいお名前ですね、

何とお読みするのですか?」と

若い方から尋ねられたが、

彼に常識がないのではなく、

ある世代からは普通なのかも⋯⋯。

 

 

中坊のとき転出した級友との

手紙のやりとりの中に

By the Wayとあり、

英語がからっきしのあたしは

何のこっちゃと辞書を引いた。

 

当時はスマホなどなく

Siriに尋ねることもできず。

(ま、未だに尋ねずにいるが

で、それが「ところで」「さて」など

話の切替だと知った。

要はきっかけがないとって話。

 

ブログタイトル「穴賢」は

「あなかしこ」と読み、

意味は「恐れ多く存じます」。

敬意を表し、手紙文の終わりに

多くは女性が用い、その際は

漢字ではなく平仮名だ。

 

あなかしこ。

何とも雅な薫りが漂うけれど、

アラカン世代の私も

実をいえばそんな手紙を

ついぞ貰ったことはない。

 

草々はあるけれど⋯⋯。

そうそう、

「匆々」に一時期ハマッて、

よく使ってたっけたな〜

 

 

 

過ぎてしまったが

4月20日が郵政記念日だった。

明治4年3月1日、飛脚制度に代わり

郵便制度が始まったことに因むそう。

旧暦のその日が新暦では4.20。

 

そんなこんなで書いてみた。

恐惶謹言。

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