麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

中国の寅さんに会う~ちっチャ(イ)ナおはなし/弐

2007年12月03日 | 中国公演07
 長春では2作品の公演が終わった翌日、1日オフがありました。
10月28日・日曜日

 希望者を募って、「偽満皇宮」と名付けられた清朝最後の皇帝・溥儀の宮廷を再現した博物館を見て、その後、長春の郷土料理に舌鼓を打ちながら、吉林省演出公司はじめ長春の演劇界の方々と交流、大いに愉しみました。

 長春料理を味わったのは、郊外までバスでかなり走った、広大な敷地のレストラン。
 店内は森を思わせる装飾で、椅子がブランコになってる席もあったり、なかなか面白い作りの「大鵝島色生態美食園」。我々は奧の50名ほど入る個室に通されました。

 「鵝」という鳥の料理や、薬用人参を使ったスープ、勿論、数種類の餃子、それから長春滞在中、我々を大いに喜ばせてくれた白菜などを美味しくいただきました。

 『男はつらいよ』シリーズで「フーテンの寅」の声を担当している俳優さん・胡連華さんも、その中にいました。
 我々の舞台も観に来てくれた彼は、とてもエネルギッシュに東演の舞台成果に触れ、さらには十八番の「寅さん」はじめ彼が担当する「声」で宴を盛り上げてくれました。

 そうそう、盛り上がったといえば・・・この日は弊団の豊泉由樹緒の誕生日だったので、ナイショでバースデーケーキを用意してもらい、皆でお祝いもしました。

 
 前回の訪中公演は3都市で1回ずつ「誕生日」のキャストがいたのだけれど、今回は、ここ長春の豊さんと武漢で照明さんが2人の2回…おっと、上海で地元の徐くんが誕生日だったナ。
 まあ、そのへんの話は武漢や上海に譲るとして、譲れない話を最後に。
 我々の部屋の担当の女性服務員の中に
以前東演にいた村田美代子さんにそっくりの方がいて、いや、とにかく顔や背格好が似ているだけでなく、チョット控えめな佇まいなど、醸し出す雰囲気も一緒で、最初はテーブル毎にひそひそ「似ているネ」的だったのが、興も乗って、後半は「ミヨちゃん、ミヨちゃん」と話しかけるは、記念撮影はするわ・・・。

 はちきれんばかりのお腹と思い出を持って、訪中譚はいよいよ「北京篇」に突入です
コメント
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