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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

粘り強く作品を創りあげ、タイワ。

2023年01月07日 | 俳優座

六本木の有志による「餅つき大会」が久方ぶりに開催。

劇団からほど近い場所で、昨日。

 

 

劇団俳優座N0.352『対話』のメンバーも、

稽古前に少しだけ参加。

 

強姦殺人で結審した事件の、加害者家族と被害者夫婦が

調停人ジャック・マニングを間に挟み、

「摩擦を減らす」ために対話する舞台。テーマは重い。

今日で読み稽古を終えて、週明けから立つ予定だが、

そこに向けた活力も得ることのできた数時間であった。

 

被害者の両親ミルソム夫妻を演じる

斉藤淳(デレク役/写真右端)、

安藤みどり(バーバラ役/写真左端)が

重い杵を振り上げ、息をあわせて臼の中の餅をつく!

それを見守るのは、受刑者のウィリアム姉弟の

天明屋渚(ゲイル役/写真右から二人目)、

辻井亮人(ミック役/写真左から二人目)。

 

物語の中では相対する関係ですが、実際はチームワーク良し。

 

そういえば。昔は町のあちこちで、ちょいちょい見掛けた風景。

町内会のつながりの弱まりに加え、COVID-19禍で減少。

六本木も同様の理由で三年ぶりだったそう。

かつ、まだ規模は縮小での「よいしょ」となった。

 

奈良・中谷堂さんの高速餅つきが、ふと思い浮かぶけれど。

我々はオーストラリアの戯曲を、じっくりと腰を入れて、

2月10日開幕に向けて、粘り強くついていきます!

 

詳しくはこちら。

『対話』 | 公演案内2022年度 | 劇団俳優座

2月17日(金)は休演日になります。

 

 

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始動2013~プレ80周年イヤー

2023年01月04日 | 俳優座

本日から2023年の劇団活動が始まりました。

まもなく俳優座は79年周年を迎えます。

 

さて、そんな年の、元日の朝日新聞には

俳優座養成所出身の「卒寿」俳優3人の記事が掲載されました。

岩崎加根子(弊団代表)、渡辺美佐子氏、仲代達矢氏。

以下はデジタル版(有料記事なので会員以外は全文読めません)

 

岩崎加根子・仲代達矢・渡辺美佐子 90歳の役者3人が語るあのころ:朝日新聞デジタル

岩崎加根子・仲代達矢・渡辺美佐子 90歳の役者3人が語るあのころ:朝日新聞デジタル

 岩崎加根子、渡辺美佐子、仲代達矢。90歳で新春を迎えた役者がそろいました。同じ卒寿ながら、3人は俳優座養成所の先輩後輩。旧交を温めつつ、舞台での修業や昭和の映画黄...

朝日新聞デジタル

 

 

お正月番組の収録のように、2022年師走に行われました。

都内某所にて。

 

 

そしてNo.352『対話』の稽古も本日から。

年末年始で間があいたので、頭から通して読みました。

12月後半、細かく止めながら最後まで台本に当たり、

そこに見て取れた課題に演出からサジェッション。

その提案を踏まえてのテーブル稽古となりました。

今週は立たずに、さらに土台を固めて、

9日から、いよいよ立つ・・・予定です。

 

てなわけで。

次からはまた「~タイワ」と題してお届けします。

カテゴリー「俳優座」の、あくまで『対話』に関しては。

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舞台美術や衣裳をそろそろ決め、タイワ。

2022年12月28日 | 俳優座

 

としもおしせまりました。

平仮名で書くと切迫感が少し薄れますが、

歳は本当に押し迫って、

今日が仕事納めという方が多いのかしら。

我が座も本日まで。

 

さて、稽古を始めて一週間が過ぎた

劇団俳優座No.352『対話』。

 

昨日は舞台美術と衣裳の打ち合わせを午前に、

午後から通常の稽古。

 

 

俳優座が挑む「ジャック・マニング三部作」第2部はより緻密な会話劇(コメントあり)

劇団俳優座「対話」が、2月10日から24日まで東京・俳優座スタジオで上演される。

ステージナタリー

 

 

ステージナタリーに公演情報があがり、

今日午前には某大手新聞社の取材が演出の森一にあって、

マニングシリーズ第一弾『面と向かって』も振り返りつつ、

第二弾『対話』への意気込み、役者一人ひとりへの期待など。

年明けにも何社からインタビューのオファーが幾つか。

ありがたいことです。

 

そして肝心の稽古の方は。

「戯曲」との丁寧な「対話」を終えて・・・

簡単にいえば、細かく読み進める稽古が

台本の最初から最後まで行ったということ。

・・・しばしの休息。稽古は4日から再開です。

 

27日を受けて5日に美術・衣裳打合せ再び。

舞台監督も交えて……。

きっと、色々見えてくるだろう。

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『対話』本格的に始まり、タイワ。

2022年12月22日 | 俳優座

 

劇団俳優座N0.352『対話』

作/デヴィッド・ウィリアムソン

翻訳/佐和田敬司 演出/森一

時/2023年2月10日(金)~24日(金)

於/俳優座スタジオ

2023都民芸術フェスティバル参加作品

 

20日、稽古初日でした。

9人の俳優と、演出、美術デザイナー等のスタッフが

稽古場に集い、はじめの一歩を踏み出しました。

 

一度通して読んだのち、演出からプランが語られ、

制作からスケジュールの確認など。

18時から別件、劇団の集まりもあって17時には終了。

 

そして昨日は、じっくりあたまから。

テーブル稽古は戯曲に細かく当たっていく。

 

22日、本日は翻訳を務めていただき、

またドラマトゥルクとしても我々を支えてくださる

佐和田敬司氏が稽古場へ15時半に到着。

 

「じっくり稽古」を中断し、全編を通して読む。

その後、オーストラリア演劇の第一人者

佐和田氏との質疑応答。

作品理解が一気に深まる1日となった。

 

 

末筆ながら。

<『対話』本格的に始まり、タイワ>はまったく変だ。

言うまでもなく、本格的に始まったのだから

しかし、本作に関してはこのスタイルで行く覚悟。

今後もおかしなタイトルが出てくるだろう。

でもでも出来るだけ、それは避け、タイワ。

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バザーストに行ってみ、タイワ。

2022年12月15日 | 俳優座

オーストラリアのニューサウスウェールズ州の

内陸部、シドニーの西にある「バザースト」

・・・と、唐突に書いたのは、

オーストラリア大使館に表敬訪問(?)したところから。

 

 

劇団俳優座の次回公演はNo.352『対話』。

オーストラリアを舞台にした作品ゆえ、14日午前に。

 

デヴィッド・ウィリアムソンは豪州を代表する作家。

彼の「ジャック・マニング」シリーズの第一弾

『面と向かって』を昨年上演したのに続き、

第二弾『対話』に挑むことの、ご報告などなど。

 

その中に出てきたのが冒頭の奇遇である。

広報・文化担当の参事官の出身地と、

上の写真右側に写っている出演者のひとり

佐藤あかりの学生時代のホームステイ先が一致!

しかもかなり「渋いまち」という驚き。

いやはや事実は小説より奇なりだ。

 

その稽古が、いよいよ20日からスタート。

2月10日の開幕へ向け、稽古場に集います。

千秋楽は24日。俳優座スタジオにて。

 

 

日本の侯爵の屋敷跡に建った大使館の、中庭で記念撮影。

左から演出・森一、出演・佐藤、

そして中央が参事官トム・ウィルソン氏、

文化・広報部ディレクター徳氏、同担当官・三瓶氏。

 

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チケット先行発売し、タイワ。

2022年12月05日 | 俳優座

 

本日12月5日は、劇団俳優座No.352『対話』の、

俳優座後援会員先行発売日でした。

 

作/デヴィッド・ウィリアムソン、

翻訳/佐和田敬司、演出/森一

於/俳優座スタジオ、時/2023年2月10日~24日

出演/山本順子、河内浩、佐藤あかり、安藤みどり、

斉藤淳、八柳豪、天明屋渚、辻井亮人・(声)山田貢央

 

オーストラリアの人気作家の一人、Ⅾ・ウィリアムソンの

「ジャック・マニング」シリーズの第二弾!

昨年の『面と向かって』に続き、佐和田訳・森演出で再び!!

 

ジャック・マニングは、まだ日本では馴染みの薄い

「修復的司法」にかかわる調停人だ。

『面と~』では企業内での傷害事件を解決してみせたが、

今回は既に結審したレイプ殺人の加害者と被害者の、

両家族らのはざまで耳を傾ける。

 

・・・一般発売は来週の月曜日12日。

なお、2023都民芸術フェスティバルにも参加。

 

2023 都民芸術フェスティバル 公式サイト

「都民芸術フェスティバル」は東京の新春を彩る舞台芸術の祭典。1月から3月までの3ヵ月間にわたり選りすぐりの作品を上演します。

 

偶然、フェスのチラシと同じ色味になっています。

 

『対話』初回につき、まずは・・・

 

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雉、浜松にて

2022年11月26日 | 俳優座

 

11月24日、午前6時過ぎに激しい雷

そして雨。けれど間もなくやみ晴れた。

 

昨日は師走の手前とは思えない暖かな、

いや暑いとさえ思える晴天の浜松で、

搬入、仕込を経て待ちに待った『雉はじめて鳴く』

静岡巡演のスタートを切った。

今日もお陽様のしたで上演。

 

俳優座としては2019年『北へんろ』以来の、

個人的には初めての浜松である。

 

 

最近はサイネージが本当に身近になった。

アクトシティ浜松大ホールにも……。

25~27日の3ステージ。

写真一枚目は、会場B1ロビーの床面。

いろいろ洒落ている建物です。

二枚目は会場1階ロビーの、例会に迎えられた俳優座の作品群。

そしてサイネージが三枚目。

最後の一枚は楽屋ホワイエに飾られた「花」。

各部屋にも大小さまざま、華やかに迎えていただきました。

 

 

12月7日まで静岡各地を巡ります。

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雉、相模原で

2022年11月23日 | 俳優座

『雉はじめて鳴く』静岡巡演のためのゲネプロを

神奈川県相模原市の南市民ホールにて。

 

 

21日に小屋入り。仕込~場当たりから、

22日は場当たりの残りと公開ゲネ。

そして、バラして荷積み。

 

本公演『猫、獅子になる』を終えて15日から

本格的な稽古を重ね、約一週間で仕上げた。

再演ではあるが二人キャストが入れ替わり、

裏方も、舞台監督含め半数以上が新顔に。

良い意味でフレッシュな『雉~』は

いよいよ25日、静岡県へ。

 

      

 

説明の必要がないかもしれないけれど、

写真は相模大野駅のツリーである。

つい公演に忙殺され意識が向いていなかったが

街はクリスマスな雰囲気。

そして勿論、サッカーW杯である

 

リアルタイムでいえば間もなくドイツ戦が始まる。

・・・ここで話を『雉~』に戻せば。

主人公のひとり、舞原健はサッカー部員。

三年が引退し、新チームのキャプテンを引き受ける。

2022年11月23日。22時少し前。

相模原での準備は昨日完了。

カタールの闘いは、あと数分、、、。

 

 

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雉、静岡へ

2022年11月18日 | 俳優座

 

いよいよ迫った『雉はじめて鳴く』静岡巡演。

浜松~(浜北)~藤枝~富士~三島~伊豆~(清水)

・・・基本「市」の名前で表記。

ただ浜北は現在合併して浜松市浜北区だからカッコ書き。

同様に清水も静岡市清水区となっているので同じく。

さらに詳しく、団体名でいえば・・・

浜松演劇鑑賞会、浜松北市民劇場、

藤枝市民劇場+島田市民劇場、

富士山演劇鑑賞会、伊豆市民劇場+沼津市民劇場、

夢すていじ.いず、清水市民劇場+静岡市民劇場

・・・という並びになる。

いずれにしろ約二週間の旅公演だ。

 

帰京後、おやこ劇場での例会も控えている。

高校を舞台にした本作を若い世代に観劇いただく好機の、

まずは第一歩になると良い。

 

(上)職員室での場面、(下)担任・浦川と生徒・舞原。

*撮影:森田貢造(初演舞台写真より)

 

11月22日、相模原でのGPを経て、25日から静岡へ。

どんな出会いがあるだろう……。

全日程には帯同できないが、期待は大きい!!

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猫から雉へ。

2022年11月16日 | 俳優座

11月4日(金)~13日(日)、俳優座劇場で上演。

劇団俳優座No.351『猫、獅子になる』の集合写真。

 

8050問題を描いた舞台だったわけだけれど

ひきこもりについて、漠然とした印象から、

「恐らく自らを守る最後の手段だったのだろう」と

思いに変化が生まれた。

・・・そんな声が多く聞かれました。

声高にテーマを叫ぶ作品ではなかったけれど、

多くの共感を得られた舞台でした。

 

未だ余韻は冷めませんが、間髪入れず

『猫~』と同じ横山拓也(作)×眞鍋卓嗣(演出)の

『雉はじめて鳴く』の稽古が始まっています。

14日『猫~』の後片付けを済ませて昨日から『雉~』。

 

撮影:森田貢造

 

懐かしい、2019年の稽古風景の一部。

上演は20年1月10日(金)から19日(日)、俳優座劇場。

思えば……二十四節季七十二候の「雉始雊」に

ほぼドンピシャの公演でした

 

そして2022年11月。浜松を皮切りに静岡県下を巡ります。

詳しくは改めます。

 

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