【 「女性が輝く」は人それぞれ 】 宇和島市 女性( 65・主婦 )
◇女性が輝く、輝かない論戦が騒がしい。そもそも輝くって何だろう。私は生活のため長い間保育士として働いてきた。3児の母であり嫁でもある。保育士を止めたいと思ったことは一度や二度ではない。
◇このたび、送別の温かい言葉や花束に囲まれて思うことは、仕事は生活の糧でもあり、生きがいでもある。育児や家事は手抜きもしたし「躾(しつけ)」など立派な漢字は面はゆい。けれど、子どもたちは私の背中を見ていたと思うし、この充足感は何にも代えられない。結局、輝く、輝かないは人それぞれ。人さまに決められるものではないと思う。
◇そもそも「女性が輝く社会」など旗振りを始めたのは安倍晋三総理である。「1億総活躍社会」だの、過去には「美しい国日本」だの、捉えにくい文言で国民をあおるのが得意だ。この人に振り回されたくはない。自分が輝いているか否かは、精いっぱい生きて努力した先に待っている答えかもしれないし、どう生きるか模索する姿も輝いているといえないだろうか。まずは自分の道を見つけてほしい。]
《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より
( 忘却への扉 ) この国を国民のために政治面でよくしていく責任を負うべき代表格の安倍首相。曖昧な言葉で誤魔化し国民には隠し事ばかり、は国連や世界諸国から懸念される状態にまで日本国民を追い込んでいる。
「女性が輝く社会」や「1億総活躍社会」というより先に安倍政権は、まずはこの国を、そうできる社会にすべきであって、戦争する国や武器輸出、原発推進、格差社会へと大企業や金持ち優遇どころの話ではない。
女性に限らず、男性も庶民として「私」の輝きを見つけることは何歳になってもできると思う。この投稿を読んで気づかされたことは多い。昼過ぎ仕事に行く途中に出会った同年齢?の女性と数分の会話、「いつまで生きられるか分からないけど、お互い人から批判(悪口)ばかり言われる人にはなりたくないから、できるだけ明るく朗らかに生きたいね」と、気持ちは一緒になった。