Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

年の瀬の岩手沿岸ぶらり旅 ⑬ 気仙沼

2014-12-30 13:47:01 | Travel
三陸の旅、4日目です。
午前中に気仙沼の町をくるりと見てまわります。


気仙沼のゆるキャラ、ホヤぼーやが津波の高さを教えてくれてます。






このあたりはもうずっと浸水しっぱなしです。
道路は1mぐらい仮かさ上げされています。





国の文化財の建物も変わらず津波の被害を受けたままです



さて、港周辺を歩きます。





港周辺はあんまり変化ないですね・・・



気仙沼って、
海岸に切り立つ山肌に建物が立っている雰囲気が
ヨーロッパの雰囲気に似ていますよね・・・。
ステキです

おや・・・



港の南側は岸壁がかさ上げされて、
きれいに整備されていますね・・・。

南のほうからかさ上げが進んでいるんでしょうかね。

さらに南に行ってみましょう。



道路もこのように半分ずつかさ上げされていくんですかね・・・。



気仙沼 海の市シャークミュージアムは、
今年の春から営業再開しています。


いつもここに上って南気仙沼の町並みを眺めるんです・・・。

どれくらい盛り土が進んだかな・・・。

あっ・・・。



すっ・・すごい・・・。
すごい進んでる・・・!
全ての区画に同じ高さの土が盛られて、
一部つながって道路のイメージもわかるようになっています。

今年のゴールデンウィークはこんな感じでした。
(H26.5.6)
この7か月でものすごいスピードで進んでいます・・・。

この3日間で岩手沿岸をまわってきて、
こんなスピードで目に見える変化が出ているところはなかったので、
なんだか岩手と宮城の違いを見せつけられた感じがします・・・。

震災直後は気仙沼は全然手付かずだった時期が長く、
土地柄、岩手に近いこともあって、
「もう気仙沼は宮城からは見捨てられてるから岩手に入っちゃえばいいのに」
なんで冗談で言ってたんですが、
宮城が本気出せばこんなにすすむんだ・・・って、
なんか衝撃でした


さて、港のほうに戻ってコーヒータイムにしましょう。

昨夜ウイスキーをいただいたストレイシープさん。
朝から夕方まではカフェとして営業しています。


コーヒーいただきながら、
お店の人といま見た気仙沼の変化についてトーク。

そして横丁内のみやげもの屋さんで海産物をいくつかゲット。

さて、体も暖まりましたので、もう少し歩きます。
今度は気仙沼の北、鹿折唐桑の方面へ。




気仙沼港に沿ってぐるりと歩いて・・・



唐桑のかさ上げ地区が見えてきました。


あ、JRの線路があったところになんかコンクリート打ってある・・・。



BRT専用道にするんだ・・・

JR大船渡線は本来一ノ関から気仙沼経由で大船渡までの路線ですが、
現在、一ノ関~気仙沼は鉄道、気仙沼~大船渡(盛)はBRT代行となっています。
しかし、BRT区間の気仙沼~陸前矢作までは内陸を走るため津波の被害がほとんどなく、
鉄路での再開が可能な状態だったので、そうなることを願っていたんですが、
BRT専用道を延ばすということになったようです・・・


ため息をつきながら、
近くにあった見晴らし台へ。


わー・・・・

ここもかさ上げ進んできれいに整備されてますね・・・。
気仙沼は港町の周辺からかさ上げや区画整備を進めていっているんですね。

気仙沼横丁もあと1年ちょっとで撤去されるとのことなので、
それまでには周囲の整備が目処ついて、
それから中心部のほうのかさ上げがはじまるということですね。
早い早い。
すごいなあ・・・



港が見えます。
この辺りは震災のとき火災が広がったところです。
昨年までは打ち上げ船を撤去するしないで揉めたりしていて
手付かずな感じだったのに、
あの船が解体撤去されてからものすごい勢いで整備が進んでいますね・・・。


打ち上げ船が無くなって、観光客が減り、
閑散としてしまっていた鹿折復幸マルシェも、
かさ上げ工事に伴い移設されましたが元気に営業中です。
 






ここでちょっと早めのランチをいただくことにしました。

釜揚げうどんの団平さん。


団平うどんとマグロ中おち丼ミニのセットをいただきました。
おなか一杯胸いっぱい!
ごちそうさまでした


さて、一ノ関行きのJR、ちょっと急げば早めのに間に合いそうなので、
やや駆け足でもどります



ほんとに良いお天気で、予定通りに歩いて回れました。
しかも、気仙は暖かい!
釜石から北と、大船渡以南では空気のまろやかさが違います。


さて、気仙沼駅到着。



ドラゴンレール大船渡線に乗って
岩手県内陸南端の町、一関に向かいます。

3日半に渡る、三陸沿岸の旅、
いつもとは違って、あらかじめ旅程を立てずに進んだので
ゆっくりと見て歩くことができました。

ありがとう三陸、また来ます!


おわり。




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