Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

新緑の岩手県へ ④ 東北六魂祭 ~ パレード

2012-05-29 22:43:23 | Travel
東北六魂祭のメインイベント、パレード。

3時半からスタートということだったのですが、
私達はこのあと向かうところがあったので、
ゆっくりパレード見物している時間はありません。

ということで、
パレードのスタート地点にいれば
早めにざっくりとパレードの様子を見られるかなと思い、
盛岡市役所付近で待機することにしました。


出待ちの山車や踊り子さんたち・・・・。









こんなに集まってくださったんですねー。


さて、
そろそろパレードが始まります。



子どもたちの開催宣言のあとに、

まずは青森ねぶた祭りから。





跳人(はねと)さん達が、ラッセラーの掛け声とともに跳ねて進んでいきます。
なかなか六魂祭に来てくれる跳人さんが集まらなくて大変だと聞いていましたが、
これだけ集まってくださいました。
でも本物のねぶたはもっともっとすごいですよね。

そのあとに続くお囃子と山車。









あー本物のねぶたが見たくなりました!




つづいては、山形の花笠まつり。


山形市長さんもお出ましです

続いてベテランの踊り子さん達のパレード。










しなやかな踊りがステキでした。

つづいては若者バージョン。



ちょっと「よさこい」っぽい感じ。
各地でお祭りに若者を参加させるための取り組みがあるのですね、きっと。



つづいては、仙台七夕まつり・・・なんですが、
有名な七夕まつりには踊りや山車がないので、七夕飾りは会場内に吊るしてあって、
パレードの参加は青葉まつりで踊られる「すずめ踊り」。

まずは伊達の武将さん登場。





そして、すずめ踊り。














すずめ踊りってなんか好きなんですよねー。
即興的な踊りが威勢がいい感じで、お囃子もにぎやかで。




秋田の竿燈まつりのたくさん提灯が付いた竿も6台ほど来ていたのですが、
これは練り歩くというよりは、
大きな竿をおでこにのせたりする妙技をその場で見るものなので、
近くの広場でそれをやっていたみたいです。
今回は観れませんでしたが、
いつか本場に見に行きたいですねー。


つづいては、福島のわらじ祭り。





日本一の大わらじ登場。






わらじ音頭に合わせたわらじ踊りというのもあるようですが、
六魂祭にきてくれたのは「ダンシングそーだナイト」。
これはわらじ音頭をラップ調にアレンジした曲に合わせて、
わらじを腰につけた若者たちが踊るもの。







こちらも「よさこい」みたいな感じでチームによって踊りが違うみたいでした。



そして最後は、地元、盛岡のお祭り。

まずは盛岡秋祭りの山車。









盛岡市長のお出まし。


そして、さんさ踊り。


















子どものころは盆踊りなんかでよく踊ってました。
踊りながら太鼓叩くの憧れだったなー。
懐かしい


あー、なんだかんだ言って結構見れましたね。

でも、こういうの見れば見るほど、
ホントはもっと迫力あるんだろうなー、
本物のお祭りを各地に行って見ないとなーって思えてしょうがないです。

六魂祭に来てくれた全国からのお客様もそういう風に思ってくれて、
また夏に東北に来てくれたらいいのになー。

みなさん、今年の夏は東北のお祭りを見に行きませんか?

ほんとの各地のお祭りのこと、メディアでもどんどん取り上げてほしいなあ。

東北六魂祭、
電通さんの取り仕切りで、
復興のために地元にお金が落ちる仕組みにはなっていませんが、
こうしてものすごい人が東北に来てくれて、
まあ、普段は行列なんかできたことがない地元の蕎麦屋に並んでくれたりして、
そこそこ経済効果はあったのでしょうね。

でも、
「復興のお役に立てば・・・」って思って会場内でお買い物をしてくれる人たちのお金が
実は地元には落ちないという事実は悲しい。

そんなやり方を見ているしかない自治体の弱さも悲しい。

それでも「いわて三陸復興支援市」があったり、
巷のコアな飲食店さんたちが、電通の目をかいくぐり、
沿岸への募金付きでビールを販売していたり、
一般市民の強さを感じた1日でした。

小耳にはさんだところによると、来年の六魂祭は福島開催だとか。
あ、まだ正式決定ではないのかな。
福島市民の皆さんも協力して
すこしでも地元への還元率が高くなるといいなと思います。

ということで、
六魂祭フィーバーの盛岡をあとにして、
県南へ向かいます。

つづく。


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