春の岩手沿岸南部の旅 2日目① 大船渡の街を巡る

東北の旅、2日目の朝。
朝食前に大船渡駅周辺をお散歩です。




営業再開している大船渡プラザホテル。

上の窓のあたりにここまで津波が来たんだなあと思わせる線が残ってます。

プラザホテルの向かいにあるマイヤ。


このあたりは地盤沈下あり、盛り土をして道路を作っています。





でないと、道路まで冠水しちゃいますから。


ここにはかつて、三陸鉄道大船渡駅があったんです。


同じ位置からこんな写真が取れるはずだったのですが・・・・、

きれいに無くなってしまいました。

ちなみに駅のホームは現在こんな感じで残っています。


震災前は、


津波直後は




線路も津波に壊されてしまって、現在一部を残すのみ。


ちなみに津波直後は、


海のほうに戻ってみます。

壊れた防潮堤。



この辺に生息するウミウ。


ホテル福富の裏を流れる川。

壊れたまんま、土嚢で補強されているのみ。




さて、
ホテルに戻って朝ごはん。

元気にもりもり食べました。

そのあと山側を走る国道45号線まででて、
さらに高いところにある住宅地まで登ってみる。





珊瑚島などたくさんの小島が浮かぶ大船渡湾。
ここから見たら津波で流された海沿いの市街地はあんまり見えないから、
何事もなかったかのようですね。

このあたりに住んでいた人たちは
湾口から波が壁のようになって自分たちの街に押し寄せている光景を
さぞ不安で悔しい思いで見ておられたことでしょう。


もう一度、前日も行った大船渡湾の向こう岸、赤崎地区のほうへ行ってみました。


破壊された赤崎中学校。
校庭は瓦礫の仮置き場になっています。


その近くには瓦礫の2次選別所。


このあたりの海辺はほとんど瓦礫置き場になってます。
もうすぐそこに海があるんですよね。

もうちょっと時間あったので、
東北のファンタジスタ小笠原満男くんの母校にもチラッと寄ってみました(笑)


そして前日もお邪魔した、ジャズカフェ　h.イマジンさんに
開店と同時に入店して朝のコーヒータイム。


さて、コーヒーで頭もスッキリしたところで、
大船渡市街を後にして碁石海岸へ向かいます。
つづく。