Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

寿司あとはやっぱりこの日もワインでした in 三軒茶屋

2010-12-20 01:53:50 | Wine
用賀のおすし屋さんのあと、
気分がよかったのでまたワインを・・・と目論み。
でもお気に入りのエレヴァージュは日曜日お休みなので、
もう1軒思いつく、日曜オープンのワインバーに電話。
「今から一人で伺いたいんですけど・・・」
「11時までですけどいいですか?」
みると時間は10時半・・・
「え~・・・」
「う~ん、それじゃあ12時ぐらいまでならいいですよ」

やったあ~!

と、三軒茶屋駅で降りてまたまた駆け足で向かいましたのは、
6月に一度お邪魔しています、「のみ山」さん。
ニューワールド系ワインのラインナップが尋常じゃない
マニヤックワインバーです。

店に入ると、常連と思われる女性客一人飲んでました。

「スイマセンわがまま言って。
 前にも一度来たことあって、
 用賀で食事あとなんで、
 もし入れたら三茶で降りようと思って・・・」
「・・・・・
 あ~、
 前に女性2人で来て日本酒がどうのって言ってた・・・?」
「そうです、そうです!」

みたいな。
東京の皆さんは半年振りでもちゃんと覚えててくださいますね。
すごいです。

「なに飲みます?」
「あ~ブログに載ってたマボロシワインを・・・」

マボロシワインとは、
大阪出身の日本人、私市さんがカリフォルニアで作っているワイン。
1年間のブルゴーニュでの葡萄作りの経験を経て
奥様の国、米国に移住、
他のワイナリーで醸造家として働きながら
自分達の畑をソノマに購入して、
幻ワイナリーのワインをリリースしたのが1999年、
メルローから始めましたが
現在では念願のピノノワールのリリースに至っています。


さて、いただきましたワインはこちら。


幻シャルドネ ロス・カーネロス 2009
かなりウマイ!
上質のフレンチオークを使っているのでしょう。
若いワインなのにかなり繊細で重厚なバニラフレーバー。
トロピカルフルーツ、蜂蜜、オレンジ・・・


次、ピノお願いします・・・・。
あ、2つ並べて飲んじゃっていいですか?
スイマセン・・・


幻ピノノワール ロシアン・リヴァー・ヴァレー 2007
おお~、カリピノ!
香りは赤系果実、味わいは黒系果実。
たっぷり濃厚。


レベッカ K ピノノワール
ソノマ・コースト 幻ヴィンヤード 2006
奥様の名前を冠したワイン。
ブルゴーニュを意識して、幻ピノノワールよりも2週間早く収穫し、
酸味がしっかりした味わいに。
確かに、ブルゴーニュの南のほうの味わい。
ウマイ。
ピノ2つのみ比べして、違いを実感。


あ~どうしようかなあ~。
そのカベソー・・・・
あ~もうピノオンリーにしちゃうから
カベソーはラストヴィンテージなんですか?
じゃあもう飲むしかないですね、いただきます。


幻カベルネ・ソーヴィニヨン ナパヴァレー2003
おお~、カリカベ!
ガッツン来ますな~。
ものすごいパワーの黒系果実。
でもタンニンはだいぶ落ち着いて滑らかなテクスチャー。
バランスよく素晴らしいワイン。


いやいや堪能しました~。
4杯飲んで5500円!?
激安ですね。

オーナーさん、相変わらずぶっきらぼうですが、
ワインの説明は情熱的。
大変勉強になりました。

さて、0時を回っていたのですが一か八かで駅まで走りました。
すし屋で4合、ワインバーで4杯飲んだとは思えないダッシュぶりで
何とか最終電車に間に合って、
恵比寿まではたどり着いたのですが、
そこでアウト。
西麻布までタクシーにて。

東京3日目、歌舞伎に始まりタクシー帰宿まで、
濃厚な1日でした


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