Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

いろいろ大変です@病院の仕事

2008-04-26 23:59:40 | Career
4月1日から新卒君と6年目君が加わって
人員過剰気味だったんですが、
なんと6年目君が25日付で退職しちゃいました。

彼は5年の経験がありながら
患者の問題点の絞り方のピントがかなりずれていて、
いろいろ指摘したり指導したりしておりました。
逆に新卒くんはセンスがいいので
どんどん自分でチャンスをつかんで仕事をこなしていました。

そういった環境の中で6年目君は
急にキレてみたり、異常に下手に出てみたりと
けっこうな情緒不安定振りでした。
第一印象から
人との距離のとり方が下手な人だなと思っていたんですが
その性質が如実に現れるようになり、
どんどん孤立していきました。
話しかけても全く心を開かないかと思えば、
妙に自己主張してみたりと、
ほんとにやばい状態だったんです。
そしたら突然やめると言い出して。

でも辞めるときには
「自分の甘さと精神力の弱さに自分でもびっくりして
 どうしようもできなくなりました。
 ちょっとこの場を離れて自分を取り戻したい。」
と素直に話してくれました。
すこし休んでから
また新たに老人系の病院で働きたいと言ってました。
ま、いいと思いますよ。
人には向き不向きがあります。
整形じゃどうしても戦争のように患者を捌くことが
必要になってきますから。

それはいいとして、
彼が辞めることになったのは私のせいだと
院長と事務長が私への風当たりを強くしています。
6年目君はそれは違うと院長と事務長に言ってくれたらしいですが、
誰か悪者にしないとこの事態に対応できないのでしょうね。
ものすごい勢いで私を責めます。
いいよ悪者にしたけりゃすれば。
私はいつでも辞めますから。

もうひとつ・・・
4月から急にPTの人数が増えたことに伴い、
院長がどんどん外来患者をリハビリに回すようになってて、
でも若いPTはそんなにたくさん患者を診ることができないので
結局私が毎日40人以上の患者を診ています。
2年目君が毎日20人前後、新卒君は5人くらいの患者診てます。
1週間で一人のPTが108人以上の患者を
治療してはいけないことになってるんですが、
毎日トータル60人以上を3人で診ているんだから、
当然規定をオーバーしています。
でも経営陣はそんなのお構いなし。
診療記録上はオーバー分は請求しないことにしていますが
実際、医事では請求しています。
経営陣には何度も人数(単位数)の規定の話をしていますが、
全く無視されています。
監査が入ったらマジでヤバイです。
この人数はもう限界近いです。
一人一人の治療の質が落ちるのは免れません。
各患者の通院頻度を減らそうと思っても
院長が週3回と言ったらどんなに軽症の患者でも週3回通ってきます。
勝手に回数を減らそうものなら
呼び出されてすごい剣幕でどやされます。
リハビリ室も狭くてベット数も少ないので
いくらがんばっても限界があります。
結局昼休みもなく
常に廊下には10名ほどの患者が待っている状態で働いています。
マジでヤバイ。

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