Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

なんだか結構ヒマなんです・・・・ @ 出向先

2009-09-04 21:59:37 | Career
出向して1週間目終了。

なんだかとってもヒマです。
午前は入所者、午後はデイケアの利用者さんの
個別リハをやっているのですが、
午前は多くて5人、
午後も6人程度なので、
こんなに時間が余るんなら
痰詰まらせて苦しんでる、自分の病院のたくさんの患者のほうを
助けてあげたいと思っちゃう

今行ってる施設には10年目と6年目の男性PTと
あとOT2名、ST1名がいます。
まあ一生懸命やってるんでしょうけど
詰めが甘いというか、
忙しいからと自分に言い訳して
ちゃんと患者(利用者)を診てないですね~。
忙しくてもポイント押さえればずっと良くなるのに

例えば、
自分の家で杖で歩いてて
身の回りのことを自立してやってるおばあちゃん、
週に2回のデイケアで
老人仲間とゲームをしたりするのを楽しみにしているんだけど
実はずっと前から腰が痛い。
リハ実施記録にも腰痛のことが何ヶ月も前から書いてあるし、
担当PTも「この人は腰痛があって・・・」という。
でもやってるリハビリの内容は
立ちあがりの練習と杖歩行の練習・・・。
だから杖歩行は自立してできるんだってば。
できることをリハビリしたってしょうがないじゃん
で、そのおばあちゃん、
私が2回診ただけで
「すごい腰がラクになったよ~」と。
別にすごい技使ったわけでもないのに
ちゃんとやればもっとみんな良くなるのに

他にも、
自分たちがうまく診れなくて
もてあましてるボケボケちゃんたちを
「この人診て下さい」って私に回してくるんですが、
「この人はなかなか歩いてくれなくて・・・」とか
「この人はリハビリ拒否が強くて・・・」
とかいって紹介された人でも
私にかかったらヒョイヒョイと歩いちゃう。
介助の仕方がうまいとか下手とかって
ボケボケちゃんたちでも分かるんだよね、きっと。

でもそのPTさんたち、
私が治療しているのを見て
自分たちがいかに生ぬるいことをやっていたか気づいたようで、
「いろいろ教えてください」って。
まだ素直さが残っているからいい人たちです。

イジメみたいなのもないし、
同じグループ内の施設ってことで、
例の私をいじめる看護部長を知っている職員も多くて、
「あの人大変だったでしょ~。」
とか同情してくださいます。

私の本来の勤務先の事務職員とか法人の理事長までもが
私のこと心配して顔出してくれます。
なんだかあんまり親切にされると
胡散臭い・・・と思っちゃいますが

ヒマだし生ぬるいし、
なんだかな~と思っていましたが、
私がそこの施設に行くメリットもあることに
昨日気がつきました。

この数ヶ月、病院のほうでは、
私と同僚のOTちゃんが患者を車椅子に乗せたり
患者を起こしたり歩かせたりすることが禁止されていたし、
リハスタッフとして当たり前のことを
ビクビクしながらやろうかやらないか躊躇して
問題になったら面倒だから
やらないでおこうという判断しちゃうことが多かったんです。
それがもう
無意識のうちにそれが染み付いちゃってるみたいで、
今働いてる施設でも
「この人歩かしていいんですか」
「この人起こしていいんですか」
「この人、私が車椅子に乗せちゃっていいんですか」
とか、そんなのいいに決まってるじゃん!的なことを
いちいち聞いてしまったり、
なんか面倒なことになったらイヤだから
ここ止まりにしておこうとか思ったり・・・
そういう思考になってしまっている自分に気づきました。
私には心のリハビリというか自信の回復というか、
そういうものが必要かもしれませんねー

そんな感じで2ヶ月がんばれるかな

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