激怒！ at バイトのレストラン

今日は試食会。
通常業務＋新メニューを作って本社の人に出す準備をするために
1時間サービス早出。
いつものように私が一番初めに到着。
電気をつけてキッチンに入ってガクゼンとしました

昨日忙しい中で試食会のための豆乳餅を作りました。
作りたての熱いものは大きなプラスチックの箱に氷を入れて
ある程度冷やしてから冷蔵庫に保管しますので
豆乳餅もそのようにしました。
十分冷える前に帰る時間になったので
あとはほかの人にお願いして帰ったのです。

今朝、その豆乳餅がそのまま箱に残っているのを発見しました。
熱気のこもった厨房に氷もすっかり解けて
ぬるま湯に浸かった状態で半日以上放置されていた、
豆乳が原材料の餅・・・当然、人様には出せません。
破棄です。

朝から何リットルもの出汁をとりながら
また豆乳とくず粉を練りはじめました。
もう頭に血が昇って、自ずと練りに力がこもります。
餅に当たってもしょうがないけど・・・。
ほんっとにだらしない！
人が短い勤務時間の中で必死に作ったものを
こうやって安易に無駄にする。
人を馬鹿にするにもほどがある。

昨日うちのチームの担当だったバカ社員が出勤したので
「どういうことなんだ」　と問い詰めると、
棚の上のものをとりながら
「スンマセンでした」
って感じだった・・・・プチッと切れましたよ私。
「スンマセンじゃ済まないから！！」
キッチンに響き渡りました・・・私の声。
さすがにバカ社員もビビって
「あ・・・ほんとにすみませんでした。餅、時間までに固まりますか？」
と来た。
「知るか、んなもん！」
と言い放ってそれ以降は彼と口効きませんでした。
葛餅なんで1時間もすれば固まるよ。
でもそんなことが問題なんじゃない。

そのあと他の社員が私のご機嫌取りに来ましたわ・・・。

さて、試食会。
今日は通常営業も忙しかったから、
そのほかに現メニュー外のものを作るのはほんとにきつかった。

いいこともありました。
支配人がうちのチームに来て、
「試食会の魚の天ぷら作った人、だ～れ？」
「はい、私です・・・(なんか不備があったか？怒られるか？）」
「すっごい揚げ具合がいいってほめられたよぉ、本社の人に。」
「へっ？わ～、よかった。怒られるかと思った・・・」
「そんなことないよぉ。ありがとうね。」
はぁ、ほっとした。
昨夜練習した甲斐があったわ、ほんとに。
数ヶ月前までは天ぷら苦手だったのに・・・。
こんなバカレストランでも
私が何か向上するきっかけをくれました。
でも馬鹿は馬鹿です。