Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

今週は焼酎ウイーク②

2011-06-28 23:59:21 | Spirits&Others
火曜日、
またいつもの焼酎バーに飲みに行きました!

前日は芋焼酎を中心に麹の違いを勉強したのですが、
この日は麦から!


つくし黒麹(常圧)
つくし白麹(減圧)
福岡県

おお!
黒麹のほうは常圧蒸留だということもあり、
かなりわかりやすい香ばしい系の麦。
白麹は減圧だということもあり、
軽くて原料の特性が分かりにくい。
ヘタしたら米焼酎と間違っちゃうかも・・・。
と、不安になり、比較のために米焼酎出してもらいました。


山翡翠(やませみ)
白麹 常圧 使用米:ヒノヒカリ はなかぐら
宮崎県


最初はわかりにくかったんですが、
徐々に米焼酎のほうに日本酒の純米酒と共通の香りをとらえ、
麦のほうにはかすかな香ばしさをとらえることができました。

つくしの黒麹も何かと比較しようと出していただいたのはこちら。

春雨カリー(泡盛)
常圧

ある意味、黒麹の米焼酎ですからね、泡盛は。
これで少し黒麹と白麹の見分け方がわかってきた。

そこでもう一つ麦を。

三段じこみ(常圧)
宮崎県
一次仕込みは米麹、二次仕込みは麦麹、さらに三次仕込みで米麹と三段階で仕込み、
常圧蒸留させ、さらに三年間熟成させた焼酎。
3回の仕込みのうち2回米麹を使っているので
山翡翠ともいい比較になりました。

麦をもう一つ。

赤鹿毛(あかかげ)
宮崎県
独自の中圧蒸留 白麹 完全無濾過 原料:ニシノチカラ
これは白麹だけど結構強かったなあ。

さてそろそろ、
芋焼酎のおさらいを・・・・

五代目 和助 
五代目 和助 本にごり(無濾過)
いずれも、コガネセンガン 黒麹 常圧 
無濾過だとやはりとろりと濃厚な感じになりますね。

そしてこの日の〆は常連さんたちが飲んでいたこちら。


蔵番長(芋焼酎)
ベジータクイーンという、ベニアズマの突然変異種を使った芋焼酎。
この芋はもう収穫されてないので、当然この焼酎も絶版だとか。
なんだか芋というよりはトマトとか人参とか赤い野菜のにおいがします。
飲んでもさっぱりしているけどうまみとコクがある。
うまー!

ということで、
すごい飲んじゃいましたね。
何杯?9杯!?
ワインでもそんなに飲んだら結構酔っぱらいますよ。
これ、焼酎!蒸留酒!
アルコールはワインの倍くらいですから。

でもゆっくり飲むせいか、
あんまり酔っぱらわないんですよねー。

結構比較して飲んだので勉強になりました。
またお願いします。