Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

ワイン ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ グラン・レゼルヴ 1995

2008-03-22 15:09:34 | Wine
実は、数日前からロワール特集に突入してます。



Muscadet Sèvre & Maine Grande Réserve 1995

生産地 フランス・ロワール地方
AOC ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ
生産者 ポワロン・ダバン
品種  ミュスカデ(ムロン・ド・ブルゴーニュ)
アルコール 12%

昨年、内容よりもトンボのエチケットに惹かれて
なんとなく買っておいた一本。
エチケットに
「このワインは1995年生まれの10歳です」と書いてあります。
早飲みすることが多いミュスカデを
10年熟成させてから瓶詰めしたってことでしょうね。
そして瓶詰めしてから2年が経ちます・・・。
これって大丈夫なのかしら・・・
はたまたもっとおいといた方がいいのかしら・・・
ワインスクールの講師に聞くと「もう飲んじゃったほうがいい」
といわれたので飲むことにしました。

色 小麦色。貴腐ワインかと思うほど。粘性も高い。
香 香りが弱い。かすかにリンゴ香。
  少し置くと樽のヴァニラ香、煮りんごのような香り、
  バナナ、ハーブの香り。
味 アタック弱く、軽くピリッとした刺激が広がる。
  次に樽のローストが広がる。
  あとは酸も特徴なく甘みもほとんどなく、
  アルコールも弱めで全体にのっぺりした感じ。
  後味は軽い苦味と鼻に抜ける樽の香りがわりと長めに残る。

素人なんでなんともいえませんが、
なんとなくピークは過ぎちゃったのかなって感じ。
作り手のコメントでは
「熟したフルーツの香り、
 突出したミネラル感、
 歳月を経て丸みと成熟を帯びているが新鮮さは残る」
と書いてあるし、
去年コレを飲んだ人のコメントでは
複雑な味を楽しめた様子がうかがえました。
私にとっては
開けてから1週間経ったブルゴーニュ・ブランのように
果実感が失われて樽の印象ばかりが残ってる・・・という印象。

あれ・・・ふつうに若いミュスカデってどんなだったっけ?