クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

FD3Sのラジエーター交換

2009-06-11 15:19:13 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
会社からの帰り道で、ラジエーター液の異常を知らせる警告音が鳴り、
メーターパネルに普段見ない赤ランプが点灯。
少し前からクーラントの匂いが室内に届いていて、
決定的であることを知らせる。
ひとまず水温計を確認しながら家まで辿り着く。
車を止めてラジエーターを見ると、アッパータンクの辺りに
緑色のクーラント液が・・・。
次の日の朝、水を足してラジエーターキャップを外したままで、
会社まで自走(圧力をかけなければ洩れなかった)
本格的な夏を目の前にして、今年の夏は“もう、もたん!”と
ラジエーターが音を上げたのだが、18年間も熱を放出し、
圧力を掛けられて働いてきたのだから、本当にお疲れ様だ。
早速、銅2層のラジエーター新品に交換。
ついでにエアークリーナーも純正に交換。事なきを得た。
エンジンも快調に回っている。

検証 バランススロットル 6

2009-06-10 10:34:59 | バランススロットル
練習会のあと静かだった一週間が過ぎ、こちらから各参加者にお願いをした、練習会に参加した事のレポートが少しづつ集まり始めた。
読むと、どれも皆前向きな話に終始している、練習会によって脳のちょうど良い“ツボ”にピッピッと何かがつながった様子がうかがえる。
やっぱり押し付けられるものではなく、自分で探し当てる、見つける、と言った行動が本人にとっても一番良い事と文面から手にとるようにわかる。
今後もこの作戦でいこうと再認識、運転はあくまで個人持ち、他人からとやかく言われないのが受け入れ易さにつながるのかな~。
ありがたいであろう練習メニューはいくつでもあるのだが、“ヒントを示して”“本人が探す”スタンスを踏まえて、練習メニューの練り直しが必要だ。
すでにレポートからダシのとれ始めている人もいるから、長くダシのとれるメニューをやっぱり考えよう。
次回開催は何時にしようかな~。

HANKOOK TIRE

2009-06-09 13:21:01 | セッティングレポート(SUSPENSIONDRIVE)
通勤に使っているFD3Sのタイヤが減ってきたので、
新品タイヤに買い換えた。選んだタイヤは HANKOOK TIRE。
取引先からの案内で、特価で手に入れる事ができる、という
理由が大きいのだが、別に HANKOOK TIRE を選ぶことは
“あきらめ”でも“チャレンジ”でもない。
実は某国でサスペンションチューニングを行うときに、度々
このタイヤの装着車に出くわすから、ある意味慣れ親しんでいる。
ためらい無く購入した。
基本特性の直進性、微舵のコントロール性、轍の抵抗力、
ラインコントロール、乗り心地、荷重依存性等、どれも良く
まとまっていて、これと言ってクセの少ないタイヤだ。
ユニフォーミティもびっくりするほど良い。
コンパウンドグリップとなると、国産タイヤと同じとは
行かないかもしれないが、日常生活では差し支えのない差だ。
コストと仕上がりの良さを言えば、抜群のタイヤである。
有名ブランドだけが優れたタイヤを作れる訳ではなく、
名ばかりのタイヤも世に多くある事を考えると、
タイヤ探しも楽しいものだ。“めっけもん”と言うやつだ。
タイヤ屋さんもこの時期、売れ行き今ひとつ?なので・・・
今が買い時かも。

検証 バランススロットル 5

2009-06-05 11:11:34 | バランススロットル
練習会が終わり、オフィシャルメンバーとは連絡を
取り合っているのだが、他のエントラントは静かだ。
気持ちを静めて、頭の整理をしているのだろうか?
それともあの日の事は、すっかり忘れて仕事に没頭しているのだろうか?
私見だが、運転は個人のもので、人にとやかく言われるものではない。
上手いも下手も、全てはその人のもの。
と言うのは当り前の事だが、じゃあ本当にヘタでも良いのか?
同乗者はヒヤヒヤで、いつ事故を起こしてしまうか判らない、
ドライバーがいて、その事に本人が気付いていないとすると・・・。
いずれは社会的責任を問われる可能性が高い。
他も迷惑する運転技術は、本人のものであっても
その技術を学ぶ姿勢、正しく教える形態(情報)が
あまりにも不足しているのが、実情ではないだろうか。
一瞬の判断ミスが人生を変えてしまう。
そういった意識を常に持ち続けている人が、一体
どれ程居るのだろう。
これには“運転技術”が根本となる理由がある。
正しい運転技術が身に付いてくれば来るほど、
自らの安全範囲が見えてきて、自動的に安全運転の意識が
伴なってくる、二段掛け三段掛けで、安全度は高まるが、
その逆はどうだろう。
正しい走らせ方を知らなければ、危ないも安全も知りようが無く、
意識も持ちようが無い。
いくら安全運転をしましょう、と言われても
多くの人はピンと来ないのだ。
意識と技術・・・抱き合わせモノです。

検証 バランススロットル 4

2009-06-03 13:34:02 | バランススロットル
道なり?車なり?人なり?

物理現象の上に成り立つ車の運転は、そうむつかしく考えなくても、ひとまず誰にでもできる・・・・。
今回の練習会はヘアピンコーナーを設定して、4本のライン取りを走り分けるものだった。
それぞれのラインには特徴があって、各操作のタイミング、速度の管理、車両姿勢のコントロールが違ってくるのだが、普段からやっていれば何てことないライン取り、ところが参加者の多くは、らしいライン取りが精一杯。
それぞれのパターンにナンバーを付って指示したのだが、走りから何番とわからなかったりとハチャメチャな人もいた。
小さく回れといっても大きく回り、大きく回れといっても小さく回る、速度をもっと落としてといっても落とさず、もっと速くといっても遅いまま。
中には#4にアタックすると、#1の走りになる人もいたりと、笑いが絶えなかった(真剣にやっていたのにゴメンナサイ!)。
こんな簡単な事ができなくて今まで何を覚えてきたのやら、自分で走らせている実感は50%ぐらいで、あとは車なり?道なり?人なり?で、その時の都合のまま?これって危ない事だと思うけど・・・・かなり。
(画像は前日の宿)

検証 バランススロットル 3

2009-06-02 16:46:58 | バランススロットル
顔が焼けた~っ!
練習会当日は、曇り時々小雨。
ギリギリの天気だった。
一日働いたオフィシャル全員、何となく赤ら顔。
夜、宿にて風呂上りにお酒が入ると更に赤ら顔。
練習会は・・と言えば、皆で協力し合って、ドタバタと
一日がアッと言う間に過ぎてしまった感がある。
練習メニューは、ずっと以前から考えていたものを、
スタッフと議論を重ねて「一日の中で何が出来るか」を決めて選んだ。
参加者には少ない説明で、言葉が足りていなかった所もあったが、
考える事が大切。
自ら学び取る、見つける。
を、期待した。
夜のミーティングで、参加者全員の意見を発表してもらったが、
誰一人として、甘い発言が無かったと言う事こそが、
有り難いだけの練習会では無かった証。
個人の中に、何が残ったかは本人のみぞ知る・・・だが、
車好きが集まっての交流も含め、実に楽しい大人の一日だった。