クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ヒストリックモンテ 13

2010-11-16 15:18:06 | イベントレポート
ヒストリックモンテに参加する車両のTE27トレノのブレーキシステムに、マスターバックは装備されていない。
インテークマニホールドの負圧を利用した、現在の車なら100%装備されているアシスト装置が無い訳だから、右足の力がブレーキパッドを押すピストンの油圧に変換される。
レーシングカーは今でもほとんどがこのタイプだからめずらしくは無いが、ラリーカーで4日も5日も走らせるには筋力が持つかどうかが心配だ。
「いや大丈夫ですよ、タスマニアラリーも5日間2000km走ったし」と言ったものの、もういい年なんだし、そう無理をしなくてもと言われれば確かにそうだ。
そこで、抗力(ミュー)の高いパッドで使い易いものをとエンドレスさんにお願いした。
制動力は、ミューの高さに右足の筋力を掛けたものだから、ミューが高ければ右足が楽になる計算だ・・・そんな都合の良いものが・・・で今週中にドタバタの中でテストする事になった。
雪道を走る事になるかもしれないから、効き過ぎも困る、そうなるとやっぱり右足の筋力に頼るしかないか?
いざ雪道になったらマスターバック付きは実は扱いづらかったりするから、やっぱり素のブレーキシステムを使いこなす方が良い、少なくとも競技では・・・。

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