クルマのサスペンションと長いお付き合い

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逆噴射無しは当たり前?

2019-06-12 10:11:09 | なんでもレポート
スロットルの開け方がまず穏やか。

これは操縦士のセンスではなかろうか。

ブレーキリリースのあと機体が動き始め、スピードが乗ったところからもう一度今度は大きく、
やはり一息ほどのためをもってスロットルが開いてエンジン音が高鳴ります。

スピードが上がっていくにつれ滑走路のガタピシが機体全体を揺るがします。

乗用車のゴムマウントをピロボールマウントにしたときのうるささに似てます。

ここでもうあの機体だとわかります。

車輪がまだ路面を捉えているうちに、機体がふわっと浮くのを感じるのも特徴。

往路の着陸で逆噴射なし。

天気もいいし視界もいいし⋯

と思っていたら復路も逆噴射なし、減速はフットブレーキのみ。

これも787の実力の内なんだろうか。


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
逆噴射無は当たり前? (田中 利明)
2019-06-13 07:58:46
おはようございます。今だ787搭乗したことは無いですけど、離陸上昇中の写真を見るとすごく上反角(主翼が湾曲している形状)が付いて主翼の翼弦が長く感じるのは揚抗比(翼の長さに対して翼の幅)が大きく誘導抗力が少ないだろうとは想像できますね。
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書き込みありがとうございます (くにまさ)
2019-06-13 22:00:26
誘導抗力?
水平飛行している時のキャビンの気圧が少し高めなのか、疲れが少ない感じがします。
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逆噴射無は当たり前? (田中 利明)
2019-06-14 07:49:49
おはようございます。787を調べていて時間が掛ってしまいました。くにまささんがご説明するようにキャビンプレッシャーが高められているようで昔の機体ではあった耳抜きが少なく(無い)なったようです。またキャビン内の湿度も高められ乾燥からの体調不良も少ないようです。これらの恩恵を得られた原因は機体材料の50%がカーボンになった事だそうです。時代的にエコに向けて低燃費、低騒音、と巡航速度が上がり長距離飛行には良い機体のようで空気抵抗削減のため誘導抗力低減に向けた設だと思います、主翼先端が跳ね上がったウイングレットはその典型的な装備になります。また揺れ低減の為の装置が充実していタービランス等通過時は効果あるようです。エンジンの加速については高バイパス比のターボファンジェットの関係もあるのかその辺はお付合いある小牧の認定整備工場の知り合いに聞いてみます。
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書き込みありがとうございます (くにまさ)
2019-06-14 10:25:53
色々と進化しているんですね。
新幹線移動が苦痛なので飛行機が快適になるのは願っても無いこと。
そう言えば、小牧は自動車で言えば車検ないしは定期点検で機体を持ち込まれるんですよね。
以前知り合いから聞いたことがあります。
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逆噴射無は当たり前? (田中利明)
2019-06-14 13:45:10
今週火曜日にエンジンメーカの方含めて小牧でエンジン整備の打ち合わせしていました。毎回ブログ拝見して思うのはくにまささんの観察力は凄いですね。
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書き込みありがとうございます (くにまさ)
2019-06-14 20:43:11
古い話ですが⋯
百里基地に安全運転の講師としていったことがあります。
その時、滑走路だけですがF-14の後席で離陸スピードまで行かないタクシーを経験しました。
一応パイロットスーツを着込んで⋯
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カーボン&ラジアル (tommy)
2019-06-17 18:18:55
787、羽が柔らかいので外から見てもすごく反ってるのがわかります。バネレートが低くて乗り心地のよいサスに吊られているのような感じでしょうか。
あと、最近は航空機のタイヤもラジアル化しているので、その辺も走行中の乗り心地に関係していると思います。
逆噴射は燃料使うので、できればやりたくないのでしょうね。
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書き込みありがとうございます (くにまさ)
2019-06-17 20:00:17
今度窓際の席を取って、翼の反り具合を観察してみます。




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