クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

トラクションロッド新設中

2013-07-27 14:02:25 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
リヤサスペンションはリーフリジット方式、車体はおよそ50年ほど前のもの。
リヤアクスルを外して、デフキャリアーを外してみると、
オイル片寄りを防ぐ」バッフルプレートが設置されている!
アクスルシャフトの止め方は4分の3フロー式。
これはタイヤの保持剛性が高い。

国産車の多くはセミフロー式で、シャフトの剛性も手伝って、タイヤの保持剛性を保てるタイプ。
構造がカンタン(コストが安い)。
バッフルプレートの設置されたものも、あまり見たことがない(コストが安い)・・・!

しっかりとした作りのアクスルを見ると、なんだかうれしくなる。
写真で黒く見えるリーフスプリングはFRP製。
さて、どんな走りになるか楽しみだ。

※フルフロー式
 タイヤの支持はアクスルのベアリングで全て支える方式。
 ハーフシャフトは駆動力を伝えるだけ。(トラック・ダンプなど)

※セミフロー式
 タイヤの支持はアクスルのベアリングが半分、残りはハーフシャフトの曲げ剛性が頼り。
 ハーフシャフトが駆動力を支える役目を持つ。(小型乗用車)

※4分の3フロー式
 フルフローに近いが、アクスルベアリングの一部手助けをハーフシャフトが行うので
 4分の3方式。(調べてみると大型乗用車あるいは小型トラックなどに採用されるとある。
 耐荷重が大きいといえる)



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