![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/88/ff0f15c921d828aa3b8a4ed086c8fbbc.jpg)
①ピンポン球を半割りにして、ハンドパンチで蓋を打ち抜きます。
②蓋の当たる部分を熱をかけて凹ませます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/1b/4ac5d778b147f58c3a927c693e5f637f.jpg)
③オイルを規定量注入します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/64/bc253cb50faf2095d49227edfb26c9af.jpg)
④瞬間接着剤で蓋をします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/0f/b41640f59321e0f20386e44dc54645ea.jpg)
⑤コロコロ転がらないダンピングの効いたピンポン球が完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/cd/12d2d05cf0ae215b4b0253517115f727.jpg)
⑥オイル漏れのチェックの後出荷です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/52/21c1bd487c701028ad1ef417b5ad1113.jpg)
オイルダンプピンポン球なくしてG-BOWLは成立しません。
注射針でプチッと穴あけしてサラダ油を入れればダンピングの効いた玉ができます。
そしてオイルが漏れないようにセロテープで穴を塞げば済むのですが、これでは信頼性が今ひとつです。商品としても。
信頼性を高めるのに同じ材質で蓋をすることを思いついたのですが、板厚分凹加工必要になります。
実際セルロイドは簡単に熱成形できるものの、温度管理と作業の手際が難しいのは言うまでもありません。
当初はかなりの数をゴミ箱に捨てました。
慣れたとは言え手加工の限界で仕上がり精度はそれなりです。
ということで内職のような作業がやっと終わりました。
今回から蓋の直径を小さくしました。
G-BOWLを売り始めたのが2009年秋。今年で11年目です。
自動車メーカー・・・タイヤメーカー・・・部品メーカー・・・トップガン・・・教習所・・・海外・・・
お買い上げありがとうございました。
G-BOWLのオイル入りピンポン球、どうやって作られたのか長年の謎でしたが、企業秘密が開陳されて、目からウロコが落ちる思いです。驚異的な耐久性で直射日光の当たるダッシュボード上で何年も酷使されているにもかかわらず、わずかなオイル漏れすらございません!
毎日の通勤をリアルG-BOWLとアプリと共に楽しんで、もう何年でしょうか?飽きるどころか、いまだに様々な気付きを与えていただいてます。
素晴らしい御品を制作していただき、感謝しております。ありがとうございます。
あちこちで使われている話を耳にすると嬉しいですね。
G-BOWLはシンプルこの上ない道具ですが、とても手間がかかっているのも事実です。
その一端をお見せできたのかなと。