クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

トヨタ セリカ ST185の場合

2022-11-29 10:46:11 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
OZホイール、ビルシュタインダンパー、アイバッハスプリング・・・

ひと昔前に、セリカのラリーカーがWRCを走っていた時に身につけていたパーツ。

その時のイメージが強烈だったオーナーさんが、ST185セリカを探し求め、エンジンのレストアを終えて、
ビルシュタインダンパーでサスペンションを仕立てたいということで来社されました。

時間が掛かりましたが無事できあがりました。

バネレートの選択、減衰値の仕立て、車高⋯

部品を組み合わせたらそれで終わりではなく、走りの"バランス取り"をします。

ある意味一台限りの手作り料理。

このまま競技タイヤに履き替えればヒルクライムとか峠アタック、サーキット走行も楽々こなせます。

ラリーカーのイメージでと言われたので、標準車高のままハードなバネを選択しました。

フロントヘビーなクルマなので、しっかりしたロール感を演出するのに必要なレートといえます。

試乗から戻ってこられて一言、パワーが足りなく感じるほどコーナリングが軽快。

さらに乗り心地は快適。

ニコニコ顔で帰路につかれました。

遠路お疲れ様でした。

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