クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

サスペンションの話

2013-04-13 13:17:36 | なんでもレポート
オートスポーツ4/26号に「オトナのためのメカニズムの基礎知識」
手前ミソな紹介ですが、P30・・・「サスペンションって何だ」
あい変らずサスペンションの話ですが、お手伝いしています。

                   

今回は、もしも自動車にサスペンションが無くてボデーとタイヤだけだったらどうなるか、
といったところから話が始まっています。
こういった紹介のむつかしい所は、なるべくわかり易くと、極力かみ砕いて話を進めようとすると
“そんなことわかってるよっ”それよりも“どうすれば速くなるかを知りたい”と、
斜め読みされてしまうこと。
これまでもサスペンションの解説は、たくさん目にしてきたし、自分もそうだったりするのだが
そうは言っても、外せないところは外せない。
ていねいに解説すべきだろう。
どこかの行がセッティングの役に立つかもしれないし、読み物として頭の中で
車を走らせて見るのも面白いと思う。

しかし自動車のサスペンションは何も変わっていません。
変わったように見えるのは
工作技術が良くなった。
精度が上がった。
耐久性が向上した。
セッティングが細かくなされている。
タイヤの進化(動力性能も)と共にサスペンションの信頼性、強度が上がった。

一見大きく進化したように見えるが、実のところタイヤの動きを上下にのみ許容し
バネとダンパーを用いて乗り心地と走行安定性を得る・・・は、
昔も今も同じ・・・です。