クルマのサスペンションと長いお付き合い

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検証 バランススロットル 75 ニュートンブレーキをものにする

2013-04-05 13:00:49 | バランススロットル
・ブレーキトレーニングをするとみえてくるもの、確かめられるもの。

練習メニューの紹介の最後は「ニュートンブレーキをトレーニングする」です。
今回はパラレルレーンで3ヶ所設定予定にしていて、コース外周に沿って周回するので
同時に6台が入れる。
3ヶ所をハシゴしたら、元のスタート場所に戻ることができ、
待機している車がいなければ即スタート。
何度でも続けてトライできるから、ブレーキの整備を!?

減速強さ(G)と、その時の速度感(スピード)、そして停止までの距離感(尺)の直感的な割り出し、
これが備わっているといいのですが、それには正しい訓練が必要です。
簡単に身に付けるには、日頃の運転で踏力一定ブレーキを繰り返すこと。

それが踏力を途中で変えて(減速Gが一定でない)テキトー(テキトーと呼ぶしかありません)に
車を止めるのを繰り返していれば、そのまま身についてしまうのは当り前で、
いつまでたっても距離感と速度と減速Gの三つが曖昧なまま。
これでは安全な車両距離(時間)の判断も速度の管理の緊張感も生まれません。

今回のトレーニングではニュートンブレーキングの
「踏力の立ち上げ方(マイナスGの立ち上げ方)」
「一定踏力の維持」
「減速Gのバリエーション」
「目標停止」
「その修正方法」
「尺の身につけ方」
「繰り返し精度の向上」
「加速減速の切替え」
などのメニューをやっていきます。

車を止める技術を知る・・・最も大きなテーマです。
朝から夕方までニュートンブレーキに挑戦もありですよ。
減速側のコントロールが身に付けば、4つのラインなんて朝飯前?
いや、おにぎり片手でもできるようになります。
なんたって、ニュートンブレーキ・・・そこから始まります、運転の話は。
 (といって紹介が最後でしたが。)