クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

S2000-2  G-BOWL-27

2010-08-10 13:13:35 | G-BOWL
月曜日にREVSPEEDの取材で、埼玉県の本庄サーキットに出かけた。
S2000のサスペンションセッティングの第二回目で、最終セッティングはこうなりましたの確認と、
どういった経緯でそれを決めたのか、アライメントの数値、ダンパーデータ、スプリングデータ諸々、
詳しく紹介されるハズだ。
今回、私は運転せず、S2000のオーナー氏とレポーターの斉藤さとし氏に走りをお願いした。
ゆっくりスピンするS2000をテーマにチューニングしたのだが、ほぼ狙い通りに
走行中スピンは無かったし、ドライバーコメントでも、「そんな心配は無い」との事。
かといって、アンダーステアー一辺倒ではなく、舵は最後まで効き、フロントミッドシップの
S2000本来のバランスの良さを堪能できる・・・。
REVSPEED 今月末に発売。

で、話し変わってサーキットのパドックで立ち話をしているうちに、G-BOWLの話になった。
「あれ面白そうだから、何か企画を考えたいですねえ~。」と編集氏。
・・・ええ、よろしくお願いします。いつでも協力します。・・・
と、ここまではいつもの会話。
で、私。
「あれ、実は簡単(単純)そうに見えて、なかなかむつかしいんですよ。」
一番目は、技術的な問題。(つまり運転技術)
二番目は、例えばサーキットで車を走らせているドライバーから見ると、
G-BOWLとサーキットドライブがどう結びつくのかが理解できない(してもらえない)。
また、一般的なドライバーからすると、G-BOWLの何たるかが解らない(運転とどう繋がるかが)。
つまり、G-BOWLを手にするまでの距離感がある、と言う話をした。
ある程度の強引さが必要なのかも知れないが、自分の運転を知り、正しい運転技術の取得が
できるツールだと、確信している。
まあ、先は長い。
でも、買ってくれた皆さん・・・ガンバッテますかぁ~。
その内、G-BOWLジムカーナでも開催しようかな~。
そうすれば、運転技術100%の競技になるし・・・。
と、サーキットを後にしながら考えた。