クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

シフトチューニングKIT

2009-05-19 17:57:54 | なんでもレポート
NA8Cのロードスターで通勤していた頃の話。
10数年通っている道だから特に緊張するでもなく、力を抜いて走らせている時に気がついた。
シフト操作のたびに、あれっ?何でこんなにシフトが重いんだ?
クラッチの切れもOKだし、しかもていねいにシフトしようとすればする程、レバーが動こうとしない。
何だこれは!!でその理由と対策を考えたのが、ロードスター用のシフトチューニングKITだ。
シフトを抜く時に、クラッチを切ってそっとレバーを動かしてみれば、その硬さ、動かなさがわかるハズだ。
ギヤの抜き側は最小限の力(ポペットボールのクリック感のみ)で通常は動くのが当たり前なのに、動かない。
その重さはシフトを入れる時のシンクロ時のタッチよりも思いし、手前にたちはだかるからよけいやっかいだ。
繊細なタッチでシンクロさせようと、左手をコントロールしても、動き始めの引っ掛りがなかなか外れないから筋力を増すと、一気にレバーが動いて、シンクロを痛めながらシフト完了。
気がついている人も居ると思うけど、そのまま乗っている人もいる。
FD3Sも同じで、こちらもシフトチューニングKITあり。
どちらもシフトレバー先端のカラーが含まれていて、ガタを最小限にチューニングするから、よりダイレクト感が増し、正しい手応えでシフトできる。