シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

隣組の葬儀

2006年02月01日 | グルメ・他
今日はご近所(隣組)のおじさんの告別式だったが私は欠礼させて頂いた。
先日も伯母の法事で休暇を貰ったばかりなのでお参りは家内に任せた。
本来は隣組の人間はお手伝いに借り出されるのだが、前述のような事情でそちらも欠礼させてもらった。
おじさんは旧国鉄の保線で働いておられて、体は大きく丈夫そうな人だったがすっかり痩せておられた。
それにしても会館での葬儀は楽である。
明倫社という葬儀会館であったのだが、自宅での葬儀に比べるとその労力は10分の1ぐらいかも知れない。
お寺を建て替えたので最近はそちらで行う家も増えてきたが、そちらに比べても半分位かも知れない。
ほとんど会館の人がやってくれて我々は受付ぐらいだ。
張り紙用のベニヤ板を取り出しての大工仕事もないし毛筆を使った文字書きもない。

昨夜はお通夜だったが、仕事の加減で葬儀委員長が遅れてきた。
それで真っ先にあるべき葬儀委員長の焼香はなかった。
葬儀委員長は慣例で隣組の組長がやることになっている。15軒の隣組なので15年に一回まわってくる。
今年担当のOさんはこれで3回目のお葬式で当たり年だ。
「Oちゃんもよーさん殺しよったな。何人殺しよったんや?4人か?」
「いや、Mさんは引継ぎ前やから3人やな」などと、冗談とも言えぬ会話があった。
隣組が集まるお年寄りのお葬式はにぎやかで、骨上げから帰ってこられるまで精進上げ料理を頂くが、昔話に花が咲いてまるで宴会である。
それも皆が集まって遊んだ昔を思い起こさせてくれる、故人の我々に対する最後の思いやりだったのかとも思う。
当然ながら、今日はそちらも欠礼だった。

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