木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

母に恵まれた私

2023年02月22日 | Weblog

今日は今年になって初めて庭でフキノトウを採取。夕食に天ぷらにするつもり。よくフキみそと言いますが私は野草はてんぷらが一番好き。薄い衣でさっと揚げる、これが一番。

羽鳥モーニングショーで、つくば市で昼夜構わず大音量で軍歌や演歌を流して歩く高齢男性の話題をやっていた。推測するに筑波学園都市の開発で農地を売りお金には困っていない。ただ誰にも相手にしてもらえなくて「俺は寂しいんだ」という心情をこういう形でしか表せない。家庭菜園ぐらいの農業はしているのだろうか。作物を育てていればこんなにイラつくことはないような気がするが。
NHK党と言うふざけた党のガーシーと言うこれまたふざけた議員が国会に出席しないで海外にいるという問題。議員報酬は税金ですし、自身の主張も発しないという、辞職勧告をして国会から放逐すべき。ふたいけんとっけんなど適用する以前の問題。私はつくづく「日本の選挙制度」の不備を感じる。これを直そうとすることを邪魔しているのが自民党。選挙制度を公明正大にすれば自民党はたちまち政権の座からすべりおちますから、本当に連中は政治の場から放逐すべき。

漫画家の松本零士さんの訃報が大きく取り上げられていた。「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」というタイトルは知っていますが読んではいません。
私の「漫画体験」は少女時代のそれこそ少女漫画と大人になってからの「カムイ伝」と「ベルサイユのばら」とこの前取り上げた「はだしのゲン」だけです。でも今「赤旗日曜版」連載の宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を下敷きにした漫画は楽しみにしています。主人公は猫です。この絵がかわいい。ついでに日曜版には江戸時代の若い産婆を描いた「お悦さん」も愛読しています。私は出産の経験がありませんが、私の母は戦時中から戦後にかけて6人の子供を産みました。一人だけ幼い時に亡くしましたが後は無事成人しました。物のない時代にしかも設備の整っていない家でどうやって子供たちに食べさせ、着るものを用意したのかとこの年になって「私の母は稀有なひとだったんだ」という感想を持ちます。母の母は自分自身が早く母を亡くし、祖母に育てられ、母親から受け継ぐべき家庭生活の諸々をそれほど習得できなかったようなのですが、その分父がしっかりした人で、母は父を見て育ちとても尊敬していました。
こんな晩年になって自分の母親の偉大さを思い、でも今十分に親の愛情を受けられない子供の事件をなどをニュースでみると「私は恵まれていたんだ」という感想を持ちます。

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