東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

仕事の定年 人生の定年

2014-10-16 | 人生の気づき
法律が変わって、企業では、希望すれば65歳まで勤められるようになりました。これは働く側にとって幸せなのか、不幸せなのか、人それぞれで違うでしょうが、一面厳しさを感じます。

スポーツ選手は完全燃焼して、若くして引退する人も多いのですが、サラリーマンは不完全燃焼のまま働き続けることもあります。私もいつ仕事を引退するか、今から計算しています。私の場合は、オーナーですからいつまででも働き続けられますが、やはり見極めが必要です。

能力が格段に低下した時か、もしくは体力の衰えか、気力の衰えか、そのどれかが限界点を超えた時が引退時なのでしょうか。それとも、優雅な余生を送るために、衰え度の大きくないときに見極めるのか、私の大きな宿題です。


創塾19周年

2014-10-15 | 雑談
19年前に経営塾ドリーム&パワーという異業種交流会を立ち上げました。今月まで毎月1回の定例会を欠かしたことはありませんが、7年前に卒業させてもらって塾長は他の人に頼みました。そして、3年前に立ち上げたのが人間塾としての『気づき塾』。その合同パーティーを開いて、名刺交換会を行いました。

自己紹介の折には、私は、仮面パーティーの時に作った仮面をかぶり、パフォーマンスを行ったのですが、会場からは笑いの渦でした。「酒に酔うとお茶目になる私ですから、許してください」とお詫びの一言です。

いま幸せですか

2014-10-14 | 人生の気づき
幸せの定義や幸せの導き方は、その人の価値観によって異なります。例えば、他社との競争に勝って事業を成功させ、財を成すことによって幸福感を感じる人もいれば、競争を手放してのんびりと送る人生に幸福感を感じる人もいます。このように人によってそれぞれの幸福感が異なるからこそ、争いも起きにくいのでしょうね。

人それぞれです。

食べて論じる

2014-10-13 | 雑談
先日の女性経営倶楽部は、フレンチを楽しみながらの勉強会です。フレンチがメインか、勉強がメインか定かではありませんが、どちらも楽しんで頂けことに間違いはありません。それにしても、女性はよく食べ、よく話しますね。パワーに圧倒されます。

誇り高らかに

2014-10-12 | 私流
プライドを日本語に訳すと「誇り」になります。どの辞書を引いても、誇りとプライドはほとんどイコールです。けれども、私たち日本人にとって、「プライドが高いこと」と「誇り高いこと」は、何かが違うと感じます。同じ意味として片付けることができないのです。

乱暴に言ってしまえば、プライドはどこかに「見栄」というニュアンスを含むのに対して、「誇り」には、自分を卑下せずに確かな自信をもって、胸を張って生きていく…みたいなある種の崇高さを感じます。漢字のぶんだけ重さを感じ、日本人として言霊を感じてしまうということなのかもしれません。

ですから、私も日本語で語ります。私の事務所「四国ビジネスコンサルタント」は、誇り高らかにこの存在価値を語れますと。

手抜きを防ぐ方法

2014-10-11 | 経営の気づき
人数が多くなるとどうしても手抜きが起こります。本人が自覚していなくても自然に起きる現象のようです。このことは心理学的にも、様々な実験にて説明されています。

例えば、ラネタの行った「拍手実験」。「力いっぱい拍手を!」と6人の集団に呼びかけたときに、一人のときの半分か三分の一しか力が出ないことが繰り返し測定されました。しかも、本人は手を抜いたつもりなどなく、全力を出したと思いこんでいるところが面白いです。

リンゲルマンの「綱引き実験」でも同様な結果が見られます。二人で引き合う場合は、本人の筋力の93%の力が出るが、三人では85%、八人では49%と力が抜かれていくそうです。人はただ集団になるだけで、意識せずとも「まあいいか」という適当な判断や行動に出てしまうのです。

ということは、大集団になればなるほど、小グループに分けて小さな組織を作ることが必要です。

時に手を抜く

2014-10-10 | 人生の気づき
いつも満点主義だった若いころと異なり、最近は、手を抜くことによって生活の充実化を図っています。「手を抜く」は十分に力をこめないといった悪い意味合いで使われることが多いのですが、本来は「心の力を抜く」ことによって、手を抜くという理想の世界ではないかと思います。
 
考えてもしかたがないことを考えないようにすることは、「心の力を抜く」ことであり、肩の力が抜けて楽になります。この手抜き法は、絶対にお勧めです。不要なことは出来る限り放置し、何事も必要以上に力まないこと、これが手抜きの極意だと考えます。

即ち、「時に手を抜く生き方」が目指す世界だとすれば、さらにその先にある達人は、「常に手を抜く生き方」かも知れません。


お神輿経営

2014-10-09 | 経営の気づき
御輿には、方向をきちんと指示する指揮官がいないのが通常です。どちらの方向に向かうのか誰にもわかりません。神輿の進む方向は、あくまでも担ぎ手たちおのおのが周囲の「空気」をつかむ中から、なんとなく決められます。(最近の神輿は、効率よく時間を使うということもあって、担ぎ手に任されることはないのですが・・・)

自分たちが担いでいる神輿がどこに向かっているのかは、正確には誰も知らないのが本来の神輿です。しかし、本物の神輿ならば許されますが、「お神輿経営」は絶対にあってはならないものです。一見縁起のよさそうな言葉ですが、実は無責任経営を非難している言葉なのです。

究極の組織論

2014-10-08 | 人生の気づき
以心伝心とは、文字や言葉を使わなくても、お互いの心と心で通じ合うこと。でも、もともとは禅宗の語で、言葉や文字で表されない仏法の神髄を、師から弟子の心に伝えることを意味したようです。

事業所の中で、全スタッフが以心伝心的にコミュニケーションできれば最強のチームが出来るでしょうね。説明する時間が減るのですから生産性は上がりますし、しかも的確に指示や命令が伝われば間違いを犯すこともなくなります。

ということで、私の組織論の勉強は、「以心伝心の組織づくり」を研究することにしました。

田舎 de 創業

2014-10-07 | 雑談
郡部の方たちをターゲットにした「田舎de創業」セミナーが始まりました。毎週土曜日の6週にわたって開催されますが、早くもお一人は、面白いビジネスモデルを構築できました。

多分、行政の方たちが支援したくなる事業だと思うのですが、問題は誰と出逢うかですね。窓口で出会った方が、応援してくれる気になるかどうかは、ビジネスモデルそのものの充実性もありますが、誰と出逢うかという、創業者の持っている運によるところも大きいです。

キャスト募集

2014-10-06 | 雑談
来年の5月に公演する演劇のキャストとスタッフの募集が始まります。葬儀をテーマにしたコメディーでして、先日、台本の一部を読ませてもらったのですが、大笑いです。貴方も舞台俳優に挑戦してみませんか。人生の想い出の一頁として記念になることは間違いなしです。

仕事の報酬

2014-10-05 | 経営の気づき
仕事の業績結果が良ければ、多くの人は、ついつい月給以外の別の報酬を望むものです。その人の頑張りによって会社が大きく潤えば、別の報酬を差し上げても良いかと思いますが、ベストの方法はさらなる重責な仕事を報酬として差し上げることです。お金で釣るのは長く続きませんから、責任ある重要な新たな仕事をお願いして、本人のやる気に応えるのがベストです。

ただし、この方法は全ての人に通じるわけではありません。かなりレベルの高い人向けだということを、経営者は認識しておくべきでしょう。

まだ当分クールビズ

2014-10-03 | 私流
10月1日から、官公庁や金融機関ではネクタイを着用し始めます。衣替えは一斉に行われるのですが、自由業の私は、衣替えも自由気まま。暑ければクールビズを続けますし、寒くなればネクタイを着用します。

自由業でよかった。自由気ままに暮らしているから、アイディアも湧き出るわけです。いつも固い線引きしていますと、人間自体も固くなり、アイディアに乏しくなることに気づいて欲しいものです。

乾杯は楽しい

2014-10-02 | 雑談
乾杯の語源は、「杯(さかずき)を乾かす」つまり、「盃に入っているお酒を全部飲みほす」ということらしいです。日本では飲み干す人も少ないですが、本来は、乾杯で飲み干さないといけないのです。私は何ら問題ありませんが、というか嬉しいわけですが、お酒の弱い人はつらい行事ですね。