東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

初のエステ体験

2011-05-16 | 初体験の気づき
今日は、初のエステ体験だ。午後、体験コーナーを受けさせて頂く。ことの発端は、私が、ヴァンサンカンのコンサル支援を行うことになったこと。月に一回訪問させて頂いて、幹部社員の方たちと様々な改革に取り組んでいる。そして、毎回、同社の経営理念の素晴らしさに驚かされている。

エステというと、「高額」「高い割に効果が少ない」と悪い印象が浸透しているが、同社社長は、フランスで本格的なエステを学び、その後も、東京の著名な指導者と交流しながらスキルアップしている。したがって、設備的にも技術的にも、同社のレベルは高い。全国から同業者が視察に訪れるほどであるから、そのレベルが想像がつくだろう。

いつも、会議では、私は、業界特有の課題を教わり、一方、経営面に関しては、私が様々なアイディアを提供する。その過程において、私にも、エステ体験をして欲しいということから、今回のお試しに繋がった。さてどうなることか・・・

この体験結果は、機会を改めてご紹介する。

粋な男

2011-05-15 | 私の師匠
私には、カクテルの楽しみ方を教えてくれるお師匠さんがいる。彼のおかげで、バーでは、粋な男と見られているかも(言い過ぎ?笑)

先日も、こんなことがあった。連れの人に、知ったかぶりをして、「ねぇマスター。頼んだカクテルが、本当の味でない場合は、グラスを返していいんだよね。勿論、料金は払わないんだよね」と。

そのあと、マスターからは、さらに深掘りの教えを頂いた。「でも、意地悪なバーテンダーだと、お客から間違えたと指摘されてつき返された味と、同じ味のものを作ってだすこともありますよ。その再度作ったカクテルを試した客が、これならよろしいと言うものならば、腹の中でほくそんでいますからね」と。

「一番怖い客は、出されたカクテルが違うと感じたとき、一口だけ口につけて、黙って料金を払って帰る客です。このときは、我々からすれば、身震いするほどの恐怖感があります。1回ぽっきりの勝負ですから」

なるほど。粋な客は、優しさと鋭さを両方兼ね備えてるんだ。


ラブコールの葉書

2011-05-14 | 雑談
先日、一通の葉書が届いた。文面には、「先生の、ゆっくり優しく語り掛けるような話し方が、とても好きです」と書かれている。

この葉書の差出人が女性であれば嬉しいのだが、残念ながら男性だ。以前、創業塾の講師をさせて頂いたときの生徒さん。でも、男性であっても、嬉しいね。笑

もう一度一緒に飲みたいとのお誘いだが、今月は忙しいから、来月になるかな。

上手な叱り方

2011-05-13 | 失敗の気づき
人を叱るのは難しい。叱るときは、ついつい感情的になりやすいが、感情的になっては駄目。そして、叱ったあとのフォローをしなければならない。叱られた人は、気分的に落ち込んでいるはずだから、そのフォローをしておかないと、叱った意味がなくなる。

そして、特に重要なのが、教育的な効果を出すための叱り方だ。その場合には、本人自身に考えてもらう必要がある。即ち、失敗の原因を考え、改善策を考えさせ、最後に、その改善策の実行を決意させなければならない。この一連の流れが消化できるならば、今回の失敗は、成功に向かう一里塚となる。

実は、私自身が、叱り方を失敗した体験によって、これらのことに気づいた。要するに、失敗を何回も経験しなければ、成功の果実は手に入らないと言うことだ。このことを、叱る側と叱られる側が認識できていれば、失敗を犯すことは、何の問題もない。

役人仕事

2011-05-12 | 雑談
役人仕事を辞書で調べると、次のように記載していた。仕事をしているふりをする仕事/自分では仕事をしているつもりになっている仕事/職場の人間関係に意識の大半を向ける仕事/上に弱く、住民も含め下に強い仕事。

その「役人仕事」の発言をしたのが、福島県川内村の村長さんだ。一時帰宅した住民に対し、国側が「警戒区域が危険であることを十分認識し、自己の責任において立ち入ります」の同意書に署名を求めたことに対してのコメント。本当にひどい話だ。

先ほど列挙した言葉は、すべて当てはまるから面白い。あの白州次郎が生き返ったら、間違いなく、烈火の如く怒るだろうね。


facebook

2011-05-11 | 雑談
先日、facebookに登録した。数日も経たないうちに、20数名の友達が出来たから、さすがである。しかし、操作法や活用法は、まだ理解できていない。これから習わなければならない。

しかし、「豚に小判」ということで、宝の持ち腐れになるかも。トホホホホ・・・
どなたか、私に手ほどきしてくれる奇特な方はおられませんか。

憧れの男

2011-05-10 | 雑談
ビシネスの場でも、時々、「粋な男」に出会う。何故か、こういう方は長居をしない。出会ったあとは、すがすがしい余韻を残して、風のように立ち去る。私も、こういう男になりたいと願うが、無理だろう。笑

うな重が、出来上がる迄、なぜ30分~40分、時間がかかるか、ご存知だろうか?
身を柔らかくする為? 違う。
余分な脂を落とすため? 違う。

その昔、うな重が、出来上がるまでの時間を利用して、男性は、女性を口説いたと言われる。今の時代の草食系男子には、程遠い話だと思うが、やはり、昔の人は、粋でカッコイイ。

多分、粋な男は、「粋」の定義を尋ねられたら、うな重の話を持ち出して、説明をする。こういうところが、粋なんだよね。そして、粋な男は、写真のような風景を好むのかな?


上手な叱られ方

2011-05-09 | 人生の気づき
叱られ方の上手な人は、叱ってくれる人の本当の気持ちを読み取り、自分に必要な部分だけを上手に解釈して身に付ける。自分には見えなかった部分を指摘されるのだから、向上心のある人にとっては大きな勉強をしたと思って、得をした気分になれるはず。

人は、叱られる度に賢くなり、叱られる度に大きく強くなる。沢山の注意を受けてきた人は、沢山の注意事項をインプットしているので、失敗も徐々に少なくなる。

大きな失敗をして痛い思いをしてから気付くよりも、小さな失敗で叱られ、気付かされることが出来たら、その方がはるかによい。だから、叱られていると思うのではなく、大きな失敗をしないように助けてくれていると思って、感謝しながら聞くのが本当だ。

「自分はまだまだです」という謙虚な姿勢であれば、叱られてるということは実にうれしいことであり、心からお礼をいうべきである。

最後に、叱られるときにいるべき位置をアドバイスしておこう。真正面はまずい。叱ってくれる人の左にいることが最上である。したがって、居酒屋やバーのカウンターが、叱られるときには、最高のロケーションかもしれない。笑


涙サプライズ

2011-05-08 | 私流
私は、かつて、涙を流すまでのサプライズに出会ったことがない。しかし、体験談を聞いたことはある。

先ず、友人の体験談。彼女は、母の日に、仕事を終えて会社のデスクに帰ってみると、二人の子供から、デスクの上に100本の薔薇が飾られていた。その薔薇を見て、他の社員がいるのも構わず、号泣したとか。

次は、プロポーズをした知人の話。スナックのママにプロポーズをした時、「もしオーケーだったら、この首飾りをして店に出て欲しい」と頼んだ。まさに、映画のワンシーンのような笑ってしまう話だが、そういうことをやる人がいるんだね。そして、その彼が店を訪ねたとき、首飾りをしているママを見て、号泣したとか。でも、厳密に言うと、これは涙サプライズではない。自分自身が仕組んだのだから、サプライズとは言えない。

次を記載しようと思って、記憶をたどろうとしたが、何も出てこない。案外、涙サプライズは少ないね。
(写真は、でっかい屑籠のモニュメント。小豆島で見たとき、涙は出なかったが、驚いたのは確かだ)


酒癖

2011-05-07 | 雑談
世の中には、酒癖が悪いと言われる人がいる。私の経験上でいえば、酒癖の悪い人にいい人間はいない。要するに、悪いのは酒だけではなく、性格や人間性もということである。というのも、「酒を飲むと本性が出る」という側面があるからだ。

いくら表面は計算して繕えても、酒を飲んで計算ができなくなれば、本性というべきか、地が出る。よほど酒が強い人間で、酔っても本性を見せないという酒豪でもない限り、だいたいは酒を飲むと本性が出る。だからこそ、酒の上の失敗をする人が絶えない。

私の周囲にはノンベェーが多いが、不思議と、酒癖の悪い人間は見当たらない。即ち、人間性の悪い人は、私の周囲にはいないということだ。なんと素晴らしいことか。

コツコツ地道に

2011-05-06 | 人生の気づき
最近の山は、木がうっそうと生い茂り、日が差し込む隙間さえない。金にならない、手間がいるだけとなると、誰も山を守ろうとしない。コツコツ地道な、山守りの仕事は、現代人が苦手な世界になった。

昔は、子孫の為に、手間や苦労をいとわず、コツコツと地道な作業を重ねたものだ。効率を優先する現代は、山が守れなくなった。寂しいね。
(写真は、山で遊んだ帰りの高知県のワンシーン)

縁あってライバル

2011-05-05 | 私流
昨日は、約二時間、長距離の散歩を試してみた。今回のテーマは、「観光客気分で街を眺める」。県外から訪れた気になって、街を眺めたら、色々と楽しめた。

先ず、市内電車の側面に書かれたメッセージ。松山市民から寄せられた色々含蓄のある言葉が、記載されている。今回は、二つ、面白い言葉を見つけた。一つは、「縁あってライバル」。互いに競い合っている身からすれば、時にはこの野郎と思うこともあるだろうが、それも縁である。決して恨んではいけない。

もう一つの言葉は、「赤い糸 50年経って 金の糸」。これもいい言葉だね。松山市を散策するときは、是非、良い言葉に巡り合って欲しい。

三つ目の出会いは、言葉ではなく、ロープウェイを待つ長蛇の列。観光客の間をすり抜けていくと、私自身、観光客の気分を楽しめた。

褒め方の自然体

2011-05-04 | 人生の気づき
上司でも部下でも、とりあえず人を褒めておくと好感度が上がるものだが、褒めすぎも良くない。その加減が難しい。

たとえば、「歯の浮くようなお世辞」と「めったに褒めない」の二択であれば、どう考えても前者の方が心証がよい。「わかりにくい真実」よりも「わかりやすいウソ」の方が愛されるのが、世の常である。しかし、「歯の浮くようなお世辞」は、時に不快感を催すことがあるので注意が必要。

「歯の浮く感じ」を分析すると、「大げさである」と「絶対思っていないことを言ってる感」が源泉であると考えられるが、前者については、副詞の量を減らすことで軽減される。

たとえば「昨日の企画書すごくよかったよ!」などは、適当っぽさが目立ってしまうが、そういうときは「すごく」を使わない。その代わりに他の言葉を用いると、より真実味が増す。この例で言うと「昨日の企画書、ターゲットとなる顧客像が具現化されていて、うまくいくと確信したよ!」の方が適切だ。


口説き上手な褒め方

2011-05-03 | 雑談
褒めるシーンと言うのは色々あるが、女性の褒め方について考えてみた。特に、女性を口説く時には、次の方法が効果的だ。誰ですか。「試したことがあるのか」と言っているのは。笑
実は、この方法は、ビジネスの場で有効であり、今回、女性用にアレンジしてみた。

○ふつう短所と思われがちなところを褒める。
本人が引け目に感じていることを褒めてあげると、効果はバッチリ。

○他の人がなかなか気づかないところを褒める。
注意力がないと見つけられないところを指摘すると、自分に感心を持ってくれてるのだなと、コロリである。

この二つがうまくいけば、彼女は次のような心が動く。
「このオトコ,私のことよく見てる」
「ちょっと,ふつうのオトコと違う」
「そこを好きでいてくれたら,私も安心」
そんな印象を持ってもらうだけでも,かなりのアドバンテージになる。

極めつけは、次だ。
○褒めるときは、主語が「キミ」になるようにもっていく。
出来上がった料理を褒めたら、次に、それを作ってくれた彼女を褒める。「キミは料理が上手だね」と。
着ている服を褒めたら、「それを選んだキミのセンスは素敵だね」と褒める。

実は、ビジネス・シーンも恋愛シーンも、人間の心理は一緒なのである。
(写真は、女性を口説くときに用いる私の必需品)

褒められ上手

2011-05-02 | 人生の気づき
日本人は恥ずかしがり屋が多いためか「褒める」「褒められる」ということが得意ではない。褒めることが苦手なのも問題だが、褒められることが苦手というのも困る。

褒められることが苦手とはどういうことだろうか。例えば、「それどこで買ったんですか?素敵ですね。」と自分の持ち物を褒められたときに、「いや、別に安物ですから」など下手な謙遜をされてしまうと、褒めた方が恥ずかしくなる。すると、その時のことがトラウマになって、褒めた人もその人を褒めなくなってしまう。

実際、褒められて嫌な気になる人はそうはいないはず。しかし、照れ隠しのため、必要以上に冷たい態度をとってしまうのは、褒めてくれた相手のことを考えると、好ましいことではない。もっと大きく物事を考えるのであれば、人を褒めること自体で自分自身も心地よくなることを、考えてあげるべきだ。したがって、褒めてもらったら、素直に受けいれてあげるべきだろう。

多くの場合、褒め上手は褒められ上手だが、その反対に、褒められるのが下手な人は、滅多に人を褒めることもない。つまり、褒められることが下手な人は、褒め合うこと自体に慣れていない。したがって、良好な人間関係を築きたいならば、「褒め上手」「褒められ上手」になることが必要かも。

写真は、「褒め上手」「褒められ上手」な牡丹が勢ぞろいしている今治市の「市民の森」。お互いを褒め合っているから、全ての花が輝くんだろうなあ。