東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

経営を紐解く

2011-07-01 | 経営の気づき
経営とは仏教用語であり「自分の人生をどう営んでいくか」「自分自身をどう生かすか」という意味だ。企業活動の意味で使われだしたのは、後の時代になってからの話。

「経営」の「経」は、地図の「緯度」や「経度」という言葉の「経」と同じく、布を織るときの、縦糸の事を言う。即ち、縦に筋がきっちりと通っていることを意味する。縦に筋が通っているといっても、命令系統が上から下に行くという意味ではなく、人としての筋道を通しているかということらしい。

したがって、正しく経営を行うためには、人の道を正しく通らなければならない。私が、経営の教えを導くときに、仏教や禅の話を持ち出すことが多かったのは、こういうつながりがあったのだ。


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2 コメント

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勉強になります。やっぱり気づきの経営! (パイカジまっちゃん)
2011-07-01 13:17:42
先生のブログはいろいろな意味での指針になります。ありがとうございます。
今日、6月17日号週刊ポストの鎌田實さんのコラム「ジタバタしない」という記事をカフェで読んで心を打たれました。今、日本に一番重要な言葉ではと思いました。
それにプラス、東矢先生の経営の言葉の紐ときで今日は勉強になる、心打たれる、7月初日になりました。
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ありがとうございます (ken)
2011-07-01 17:00:40
下らんときが多いと思うのですが、時には参考になるのがあるでしょ。ですから、根気強く、読み続けてください。お願いします。笑
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