東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

勘違いで逆方向へ

2011-07-02 | 失敗の気づき
最近の暑さは、我々を、熱中症対策へと走らせる。しかし、人によっては、真逆の対策をしていることもある。例えば、水分補給だが、水ではなく、お茶や珈琲を水分補給と考えて飲んでいる人は、狙い通りに事が運んでいない。

実は、お茶や珈琲はカフェインを含んでいるために、利尿作用がある。したがって、水分補給ではなく、体の中にある水分を出す方に作用が働く。勘違いして逆方向に進んでいるわけだが、ビジネス活動においても、このような勘違いは多い。

部下の育成をしようと思って、気づくことを全て具体的に指導している場合も、この勘違いに当たる。本人は、上司に頼る癖がついてしまって、自分で考えようとしなくなるから、育つどころか退化することもある。


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2 コメント

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先生の言うとおりです。 (パイカジまっちゃん)
2011-07-02 13:28:15
先生のおっしゃる通りで、私もそれになりかけたことがあります。その時にはっと思って、助言を聞きに来るスタンス(例:私はこう考えて動こうと思うが意見を聞きたい)で指導するように心がけている、それで一緒になって、失敗をしながら1歩1歩、階段を上がるように進んでいくことが肝要だと考えます。そして、がんばらない運営(経営)を心がけています。頑張る事は必要だが、人間ずーっと頑張ると息切れしてしまう。頑張るタイミングとスパンが大事になってきます。当社の会長がこのような事をおっしゃっていました。「好況充実、不況拡大」好況な時は今の仕事をしっかりと充実させ、揺るがないものにしないとミスが起こる、逆に不況だと物価が下がり、人、モノ、金が用意しやすく、また、低価格で充実できるとおっしゃってました。
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いいですね (ken)
2011-07-03 09:23:25
会長さんのお言葉はいいですね。その通りだと思います。そのような立派な会長のおられる会社に勤めておられることは幸せですね。
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