東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

天からの授かり物⑤

2010-02-16 | 人生の気づき
今回の入院を体験をして思い出すのが、2008年9月5日に書いたブログである。そのときに、ニューヨーク・リハビリステーション研究所の壁に書かれた患者の詩を記載した。参考まで、再度掲載させて頂く。

大事をなそうとして、力を与えて欲しいと神に求めたのに、
慎み深く従順であるようにと、弱さを授かった。

より偉大なことが出来るように、健康を求めたのに、
より良きことが出来るようにと、病弱を与えられた。

幸せになろうとして、富を求めたのに、
賢明であるようにと、貧困を授かった。

世の人々の賞賛を得ようとして、権力を求めたのに、
神の前にひざまずくようにと、弱さを授かった。

人生を享楽しようと、あらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるようにと、生命を授かった。

求めたものは一つとして与えられなかったが、
願いは全て聞き取られた。

神の意にそぐわぬ者であるにもかかわらず、
心の中の言い表せない祈りは、全てかなえられた。
私は、あらゆる人の中で最も豊かに祝福されたのだ。

上の詩は、私が10数年前、愛媛県立病院の壁に貼られていたものを、写し取ったものだ。
自分の限りない欲望を自制するために、今も時々読み返している。作者不明の落書きの詩だが、心がなんとなく温まりませんか。くしくも、詩が掲載されていた同じ県立病院に入院したのである。不思議なご縁だ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。