東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

五つだまのソロバン

2011-12-19 | 雑談
昔のソロバンは、五つだまだった。現在は四つだまだが、何故このように変わったか調べてみた。不思議に気づいたときは調べること。そうすると、自分が疑問に感じたことを調べたときは、必ず記憶に残る。しかし、他人から、話の流れで教えてもらったことは記憶に残らない。

元々の五つだまは中国から伝わったものだそうだ。現代は四つだまだから、1の位が9なら、10になるのを頭で暗算して1の位を払い、10の位に1を入れる。しかし、五つだまの場合は、一度、1の位に1を入れ10にし、確認してから払い、10の位に1を入れる。

あんまり合理的ではないので、日本では、暗算を使い繰り上げる使い方になったわけだ。中国では、商人が売り買いの際、相手に見せながら使う。「この位は10になるから繰り上げるよ」とごまかしがないことを説明するときに便利だ。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一つ足すことで説得力が増す (パイカジまっちゃん)
2011-12-19 07:59:43
本当に一つ足すことで説得力が増すということは人生において、本当に大事なことだと思います。
私も松山にいた頃に部下にこのような指導をしたことを思い出しました。
「30秒のサービス」
これは、どんなに忙しくても、接客をしてお客様に全てを伝えた後に必ず行ってほしいと日々話をしていました。
全て終わらせた後、もう一つ、自分で何かを考えてお客様のプラスになる事のご案内をしてほしいという事です。
例えば、テレビを買いに来たとしても、最後に「いま、テレビの他に気になっているものやご質問はないですか」という話をするということです。
それをすることによって、自分自身も落ち着かせることが出来、その上で失敗のないご案内が出来るようになります。
だから失敗をしたスタッフには必ず「30秒のサービスは出来ていましたか?」と質問します。
決まって返ってくる答えが「すみません、出来ていませんでした」と・・・。
それを継続して言うようになって、スタッフが考えるから考え抜くことが出来るようになってきました。
今日の東矢先生のブログ「五つだまのソロバン」から読みとれる、最後の一つの重要性を見出し、思いだすことが出来ました。
ありがとうございます。
ありがとうございます (ken)
2011-12-19 08:33:07
30秒のサービスはなかなか良いですね。私も使わせてもらいます。確かに、最後にもう一歩踏み込むと、色々なチェックが出来ますね。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。