東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

守ると壊れる

2015-06-10 | 失敗の気づき
繊細なガラスのコップは美しいですが、壊れやすいです。繊細で美しいガラスほど、ささいな衝撃で壊れます。美しさと壊れやすさは、表裏一体のものなのでしょうか。

一方、壊さないようにかばうと、かばいようがきついほどに壊れることもあります。例えば、腰が悪いと言って動かさないと、ますます悪化します。農業をかばった日本政府のおかげで、農業者の経営体力は弱り切りました。何事においても、壊さないように守るのは難しいですね。


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2 コメント

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甘やかさない (パイカジまっちゃん)
2015-06-11 08:11:31
今回の東矢先生のブログを読んで、頷きながら思ったこと、それは、「甘やかさない」ということです。

色々な苦労や経験を積んだ人が現代を見て思うこと、それは、「昔はこんなに便利でもなかったし、色々な工夫があった、今は便利になりすぎている」という風に、思う人が多いと思うのです。

今の時代の流れだから、仕方ないと考えると簡単ですがそうでもないと思うのです。

例えば、学生の辞書。昔は紙の辞書、今は電子辞書。これも、便利な分、弊害があります。
探すことは大変でも、探して、つい目に入るのがその近くにある、よく似た言葉・・・。
これで追加の勉強が出来る、出来たものです。
でも、電子辞書だと、その意味だけ出る・・・。
便利な分、甘えて、能力低下になる部分もあると思うのです。

世の中、便利が逆に不便になる事も大いにあります。

気持ちだけでも、「甘やかさない」ということが大事ですね。
いわば、鉄と同じ・・・。
叩かれて強くなるですね!
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ゼロサム (ken)
2015-06-11 09:08:02
何かを得ると何かを失う、この節理は、どの分野でも生きているということでしょうか。
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