ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

異常気象?

2020-07-13 11:31:49 | 日記・エッセイ・コラム
九州で大きな水害があった。
今週も雨模様である。
さらなる被害も…。
特に酷いのは熊本県です。
死者も多数出ているようです。
家や橋も流されている。
鉄道や道路も寸断されている。
もう酷い状況です。
自衛隊が出動して救助に当たっている。
一般人にはできないことだ。
ありがたいことです。
・・・・・
それにしても気になることがある。
10年に一度の~とか、50年に一度の~とか。
ここのところ毎年聞かされている。
もう耳にタコである。
だから私は胆に命じている。
もう本気で覚悟しないと、と。
今回の皆様も覚悟してない訳ではなかったろう。
なおその上の想定外だったのかも。
確かに個人ではどうしようもない。
避難先ですら被害にあっては。
メディアではいつもの決まり文句を連発。
命を第一に、そして早めの避難を。
もっともなことではある。
さすがに聞かれなくなった、異常気象と謂う言葉は。
それはそうだ、もはや常態化している。
先年には中国地方で、さらには関東やその他でも。
全国どこででも起こるのだ。
だから覚悟しよう。
覚悟してできることをしよう。
先ずの頼りは自治体であろう。
特に現場を預かる消防等です。
いざという時は自衛隊である。
それにその後の復旧では地元の土建業者が必要です。
それにしては過去に少々叩き過ぎた。
そこは反省だろう。
・・・・・
ちょっと怒っている。
熊本県知事の発言に。
10年余り前のことだが、
球磨川上流にダムを造ることになっていた。
川辺川ダムである。
途中まで進んでいたという。
それを中止したのだ。
ときの知事選挙で当選した知事が、
ダム開発中止を約束していたから。
中止は止むを得ない。
民意ではある。
それはそれだけのことだ。
だが今回の発言はないだろう。
ダムができていれば被害はもっと少なかったろうに。
そこを問われて、それは民意だと言ったとか。
それはそうだが、それは住民の側からの話だ。
自治体の長が言うべきでは…。
無策の責任逃れのために、俺を選んだあんたが悪い、てか。
まあそんなつもりはないでしょう。
それにしても不用意な発言である。
被災者でもないのに憤慨している。
ところで、
ときの与党はどう思っているのだろう。
「コンクリートから人へ」と言って、
公共事業をやり玉にあげ、ダム開発中止の音頭を取っていた。
関東の水害時には一旦中止したダムが、
その後の知事等の反対で復活していた。
八ッ場ダムである。
おかげで被害が少なくて済んだ。
それにしても、
当時の与党は碌なもんではなかった。
はっきり言うが、
リベラルの綺麗ごとにはもう倦んだりだ、
騙されてはいけない。
と言っても、
今の日本にはデュープスが多過ぎる、
もう歯がゆくてならない。
・・・・・
ついでだが、
お隣のシナも今水害に苦しんでいる。
そも三峡ダムという時限爆弾を抱えている。
崩壊が近いともいわれる。
一番の問題は長江の本流に造ったことだ。
治水の為なら水量の多い支流に造るものだ。
二つでも三つでも、幾らでも。
そこで調節するのだ。
本流に造っても調節はできるが、
いざという時に融通がきかない。
決壊すれば一貫の終りである。
今はただ、
三峡ダムが崩壊してシナ共産党王朝が滅ぶか、
或いはその前に滅ぶかだけだ。
どちらにしても易姓革命の国である。
いづれ滅ぶのは間違いない。