ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

内に在り

2018-03-05 09:59:29 | 日記・エッセイ・コラム
型は内にある。
身の内にある。
人の細胞は60兆個もあるという。
そも生命は一つの細胞から始まっている。
だから60兆個あるといえども、
一つひとつが一つの命である。
それらが互いに協調して身(全体)を成している。
一つひとつは自立しているが、
まったき協調の内にある。
身がまこと一つであるかのように。
妙である。
・・・・・
手足の細胞も脳の細胞も結局同じものである。
どこにどのような状態(構成)であるか、でしかない。
手足は脳を疑わない。
脳は手足を疑わない。
互いに敢然と信頼している。
それが身である。
脳はすべての細胞の意をくみ指令をだす。
手足はすべての細胞の意に添い指令に従う。
たまに崩れることがある。
それを病気という。
それでもなお一体であることに相違ない。
・・・・・
一人ひとりを一つの細胞としてみれば、
社会は身(全体)である。
その意を借りれば、
「一人ひとりは全体の為、全体は一人ひとりの為」
ということである
それが在るべき姿だろう。
日本はもとよりそれを伝統としている。
その象徴が天皇である。
「一君万民、君民一体」がそれである。
曰く、
天皇陛下は国民一人ひとりの幸せを祈る、
国民はそういう天皇陛下を有り難く敬う。
・・・・・
日本にはもとよりシナや欧米のような支配者はいない。
日本人はそのことに無頓着である。
世界はそのことを知らない。
為にか故意にか、妙な言動が後を絶たない。
それはリベラル連中の技だが。
個(細胞)を強調して全体(身)を壊そうとする。
人権の大安売りがそれである。
最近は特に男女同権を売りにしている。
そして心御柱(象徴)としての天皇を壊そうとする。
その現れが女性宮家の創設である。
父系による継承こそ天皇たる所以なのに。
それを許せば日本が壊れる。
・・・・・
彼らにイエスの言葉を贈る。
まったき祈り人であり神の子であるイエス、
苦しいはずの磔刑の中で言った、
「天なる父よ彼らを許したまえ、
彼らは自分が何をしてるのか分からないのです」
と。
嗚呼面!