ソウシャルビジネス…。
この言葉が意味しているものにはまったく賛同する。
でも、どこかしっくりこない。
いまいち好きになれないのだ。
気持ちとしてはもちろん応援する。
場合によっては協力もしたい。
・・・・・
日本には商人道がある。
江戸時代の近江商人が先ず頭に浮ぶ。
彼らはもちろんそれ以前から存在している。
言われるところの、
「買い手よし」「売り手よし」「世間よし」、
である。
世間よしの中には、今でいう環境問題や福祉問題も含まれる。
また同じ江戸時代には、石田梅岩という人がいる。
この人には沢山弟子がおり、その教えを「石門心学」という。
武士や町人は人としての上下ではなく、
社会での役割であると言い、
蔑まれていた商人の役割を正当に評価し、
さりながら悪徳な商人は非難し、
商人道を説いた。
彼は近江の人ではないが、その道は同じようである。
日本人にはどうもそういう意識があるようだ。
梅岩も言ったように、
悪徳商人がいるのは古今東西世の習いであり、
さりながら、
だからこそ、
あるのだ王道としての商人道というものが。
そして今も。
・・・・・
戦前は公の精神が強調されていた。
世間に迷惑を懸けない、
世間の役に立つ、など。
つまり、「世間よし」である。
よくは知らないが、
たいていの親はそれが口癖であり、
それが当り前だった。
そういう社会なら、ソウシャルビジネスという言葉は不要である。
そもそもビジネスはソウシャルなのである。
だから、私はしっくりこないのだ。
ソウシャルビジネスという言葉が。
そういう言葉を持ち出すことで、
普通のビジネスはソウシャルではないと言っている、
ように聞こえる。
ビジネスは儲ければいいだけなのか。
何をしても儲ければいいのか。
そんな風に感じる。
実に嘆かわしい。
・・・・・
昨今、世界標準という言葉がよく持ち出される。
それは時に考えものだ。
自分が良いものを持っているのに、
世界標準と言って下げてどうする。
そんなことは止めよう。
もちろん、良いものは受け入れよう。
どんどん。
この言葉が意味しているものにはまったく賛同する。
でも、どこかしっくりこない。
いまいち好きになれないのだ。
気持ちとしてはもちろん応援する。
場合によっては協力もしたい。
・・・・・
日本には商人道がある。
江戸時代の近江商人が先ず頭に浮ぶ。
彼らはもちろんそれ以前から存在している。
言われるところの、
「買い手よし」「売り手よし」「世間よし」、
である。
世間よしの中には、今でいう環境問題や福祉問題も含まれる。
また同じ江戸時代には、石田梅岩という人がいる。
この人には沢山弟子がおり、その教えを「石門心学」という。
武士や町人は人としての上下ではなく、
社会での役割であると言い、
蔑まれていた商人の役割を正当に評価し、
さりながら悪徳な商人は非難し、
商人道を説いた。
彼は近江の人ではないが、その道は同じようである。
日本人にはどうもそういう意識があるようだ。
梅岩も言ったように、
悪徳商人がいるのは古今東西世の習いであり、
さりながら、
だからこそ、
あるのだ王道としての商人道というものが。
そして今も。
・・・・・
戦前は公の精神が強調されていた。
世間に迷惑を懸けない、
世間の役に立つ、など。
つまり、「世間よし」である。
よくは知らないが、
たいていの親はそれが口癖であり、
それが当り前だった。
そういう社会なら、ソウシャルビジネスという言葉は不要である。
そもそもビジネスはソウシャルなのである。
だから、私はしっくりこないのだ。
ソウシャルビジネスという言葉が。
そういう言葉を持ち出すことで、
普通のビジネスはソウシャルではないと言っている、
ように聞こえる。
ビジネスは儲ければいいだけなのか。
何をしても儲ければいいのか。
そんな風に感じる。
実に嘆かわしい。
・・・・・
昨今、世界標準という言葉がよく持ち出される。
それは時に考えものだ。
自分が良いものを持っているのに、
世界標準と言って下げてどうする。
そんなことは止めよう。
もちろん、良いものは受け入れよう。
どんどん。