甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

12月のマンスリー

2013-12-28 22:45:41 | 陸上競技のこと
    10年連続の表彰台
 22日に京都で繰り広げられた全国高校駅伝競走大会で、母校興譲館高校が女子の部で見事10年連続の表彰台(優勝2回・2位5回・3位3回・8位以内の入賞は11年連続・出場15回)という偉業を成し遂げた。
 今年は、高校生の超一流の証し5000m15分台の選手を4~5名集めたチームが、興譲館、豊川、山梨学院。さらには昨年の経験者が数多く残る大阪薫英。ケニア人留学生を擁する青森山田。立命館宇治、須磨学園等、力のあるチームでの混戦が予想された。昨年は優勝の立命館宇治から8位入賞までが1分1秒差、3位興譲館から8位まで、20秒の中に6校が犇めきあった。今年も一つ間違えば7~8番に、さらには入賞さえ覚束ないほど力は均衡してきていた。
 レースは1区の1年生大森が24秒遅れの13位。想定外の遅れに優勝は大きく遠のき、10年連続の表彰台にも赤信号が灯った。レースの流れに乗り遅れた2区3年生足立は冷静に確実に前を追い、第2中継所では首位と26秒差、3位とは14秒差の7位に浮上、3区1年生宝田は首位から43秒と大きく遅れたものの3位と7秒差の6位、4区2年生高橋は首位との差を5秒縮める。2位と11秒差、3位とは1秒差の4位に。タクシーの中で中継を聞きながら、彼女たちの集中したレース運びに驚きさえ感じた。
 アンカー奥野は後ろからきた立命館宇治と並走しながら前を捕え、残り1.5kmで2位に浮上、そのまま2位の1時間7分51秒でゴール2秒差に須磨学園、さらに2秒差で立命館宇治と続いた。4秒差の表彰台だった。
平成15年の15回大会で、新谷仁美が1年生1区で鮮烈なデビュー。区間賞を獲得して初めて7位入賞。翌年が2位、それ以来、常に優勝候補の一角に上られた。19回大会ではエース、準エースが故障で戦列を離れた。この時も、森政監督に、「いいとこ、5~6位だ」と話した時、彼は「3位に入る。あくまでも優勝を目指している」と言って3位に。21回大会は1区でエース赤松真弘が転倒、大きく出遅れたものの表彰台は守った。そして昨年は、夏に「6位くらい?」の問いに「馬鹿なことを。優勝じゃ!」と12月には充分優勝を狙える位置までの戦力が整った。誤算はあったもののやはり3位と表彰台を射止めた。
 何故、興譲館は強いのか?監督の卓越した手腕?新谷、重友、高島、赤松、菅、等々、才能ある選手との出会いも確かにあった。しかし、それだけで毎年選手が変わるチームが10年連続表彰台という偉業がなされたわけではない。
過去の故障やアクシデントに見舞われた大会を振り返りながら、今回改めて分かったことがあった。「常に日本一を目指していたから今回も2位まで巻き返すことが出来た。3位以内という目標であったなら、表彰台からこぼれていただろう」結果、豊川高校には、1分近い差をつけられて力負けはした形になったが、それでも改めて興譲館高校の強さを実感した。 
    2013年12月28日           笹原 真二
コメント (1)
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明日から、お正月休みに入ります。

2013-12-28 22:29:30 | Weblog
 どうにか、今日で今年の仕事を終えることができました。一昨日の雨に続き、昨日も午後から降ったり止んだりの天気。これで、今月は延べ12日の雨。本当におかしな天気です。おかげで段取りは狂って、本来なら余裕で今日は掃除も片づけも出来たのに、どうにかこうにかやっとの思いで掃除片づけをして、無事、明日から6日までお正月休みにはいります。
 それにしても本当に今年は、よく雨が降りました。今年、私がチェックしていた雨の日は82日ありました。しかし、親方天気(夜降って、日中は仕事をさせてくれた日)はチェックしていなかったから、実際には100日くらい雨の日があったかもしれません。これ自体がもう異常気象です。埼玉千葉の竜巻、フィリピンの台風30号、エジプトの100年振りの雪とか、内外を問わず季節変動がはじまっていますよね。
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