甍の上で

株式会社創瓦 社長 笹原真二のブログです。

8月のマンスリー Ⅰ

2012-08-29 21:51:09 | 陸上競技のこと
     オリンピック選手はみんなかっこよかった!
 競泳、体操、レスリング、卓球女子、女子バレー、女子サッカー、フェンシング等、史上最多38個のメダルを獲得したロンドンオリンピックが終わった。
 金メダルが期待された柔道の福見友子、中村里美と二人続けて失敗。平岡拓晃も決勝に勝ち進んだものの銀メダルと出足から躓いた。体操でも内村航平が団体予選で鉄棒、あん馬でまさかの落下。これがオリンピック。百戦錬磨のつわものもオリンピックの魔物に呑まれていった。
 出場権を獲得して、当日の試合に合わせて、本人にしか分からないプレッシャーと闘いながら日々の生活(練習)を送る。練習をうまく積めた人、うまく積めなかった人。練習は積めたのに歯車が狂ってしまった人。明暗は分かれたけれども・・・負けて呆然とする福見選手、中村選手を見ていて何故だかわからないが負けても彼女たちはかっこよかった。
 陸上競技女子10000m決勝、新谷仁美が31分を切って7~8位に入賞と予想していた。レースは日本の3選手が交互で引っ張るという展開、4000mを過ぎてアフリカ勢が前に。新谷、福士が粘る。目いっぱい粘っている。9位と入賞には届かなかったが30分59秒19の自己新記録。高校時代と変わらない新谷らしいレースを見ることが出来た。
5000mの予選も10000mと同様に新谷が引っ張る。展開も同じ、プラスで決勝に拾われようと粘る。15分10秒20の自己新記録。それでも予選落ち。10000mに続いて彼女らしい積極的なレースを見ることが出来てうれしかった。
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8月のマンスリー Ⅱ

2012-08-29 21:48:00 | 陸上競技のこと
 8月5日女子マラソン、山陽新聞には重友梨佐の記事が「状態は50%」練習が上手く積めなかったのか?TVを付けると少し違和感のある重友がいた。それでもスタート前に記録上位者としてアナウンスされると笑顔で応えた。位置取りがおかしい、出たり入ったり、15kmあたりから遅れだす。20km過ぎでトップ集団に入ったもののまた遅れる。その後TVに映し出される表情はきつそうにもがいていた。ゴール前サングラスと帽子を取って笑顔でゴール。いつものようにコースに向かって一礼をして彼女のオリンピックは終わった。インタビューでも、はにかんだ様な笑顔で「力が無かった」の一言。悔しかったろうなと思いながら・・・練習がちゃんと積めていたらなどと言ってみても現実は惨敗。それでもいつもと変わらない仕草を見せる重友はかっこよかった。
 メダルを取った選手も、取れなかった選手も、自己記録更新した選手も、そうでない選手も、さらには記録無しで終わった選手も、勝って喜ぶうれし涙も、負けて必死で堪えようとする悔し涙も、みんなかっこよかった。彼らはやはり、あこがれの存在であり、うらやましい存在なのだ!
8月29日から、ロンドンでは165の国と地域の選手が参加してパラリンピックが始まる。がんばれ!日本!   2012年8月28日     笹原 真二
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