昭和62年(1987年)、今から38年前に私が受取人になった家族の生命保険を契約をしていた。
当時は高度経済成長が始まった頃で金利も高く、なけなしのお金をかき集めて蓄財としても有利だった「一時払いで契約」した生命保険の「死亡時の受取金は、掛け金の4倍近くにもなり」当時としては高額な保険の契約だった。
25年以上何も連絡が無かったが、日本経済が低成長になりだして金利が下がって来た頃、「保険金の内、今なら○○円を貸し出すことができますが、是非いかがですか。」という案内が来るようになった。
私は、「契約した保険金を減額したいのだな。」と受け取り、「低金利の今、私の方が先に死ぬとしても、家族の死亡時まで置いておく方が絶対に有利だ。」と判断して放置して来た。
過日、また、連絡が来た。内容は「保険契約の確認」と自分で選ぶ「プレゼントの案内」だった。
どれも安価なプレゼントだが、折角なので選んで受け取る葉書を出したら、先日送られて来た。それが下の写真だ。
考えてみた。これは受取人の安否確認のための一方策なのだろうと思った。
昨年後半からようやく金利が上がりだしたので、今、生命保険会社は、高金利時代に契約した保険の損害が少なくなるので、ほっと一息入れているに違いない。
定期貯金の金利も上がって来たので、私たちも今までして来たなけなしの低金利貯金を、高金利の物に預け直す事を実行するべき時だろう。
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