花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

本格的な雪に見舞われる

2011年01月08日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
今冬は雪が少ないと喜んでいたら、昨日朝から今しがた迄降り続き、この間の降雪量は60cm近くになった。
市の除雪車が夜中に入って、道路の除雪をしたらしい。
しかし、雪を左右に押しのけて道を開け、車が通れるようにするだけなので、家々の入り口には道路を削った固い雪が積み上げられる。その除雪は個人がすることになっているから、道路に面して広く開口部分を取っている家は、その除雪が1番大変なのだ。

昨日の昼、図書館に行く前に30分、就寝前の23時半から1時間、そして今朝は8時から1時間、計2時間半も除雪をした。
近所では大抵、小型除雪機を持っていて、その家の男性が操作して除雪しているが、我が家は1人でプラスチック製ショベル1つで除雪する。
週末に娘が来るかも知れないので、玄関前は車1台分の駐車スペースも確保する。そのため、除雪面積はかなり広い。
しかし、「千里の道も1歩から」。初めは気が遠くなるような思いだが、やっているといつの間にか除雪が完了する。
(61歳まで仕事をしていた時は、朝、車を出して出勤しなければならなかったので、大雪が降れば就寝前と早朝4時ころから起きて真っ暗い中で除雪したものだが、今は時間の制約がないから、気持ちの上では比べものにならない位楽だ)
今朝の外気温は-9度だったが、終るころには汗だくになる。久々に体を使ったという快感も湧く。

    

やっと陽が射して来たが、天気予報では数日間雪マークなので、まだまだ降ってくるかも知れない。
最近見たBBCの「プラネットツアー」(なかなか良い番組なので、このシリーズは気に入っている)で、地球の水資源が枯渇しつつあるということを言っていたが、日本海の水蒸気からできた雲が降らせる雪だと思うと、何だか愛おしくさえ思えてくる。
庭一面、1m近い積雪で埋もれているが、雪が布団になって花木の根を守ってくれるし、春になって溶けて地下水になれば、庭や畑を潤し、飲み水が枯れる事もなくなるのだ。
だから、多少の肉体的な負担は、自分の健康のためにも、そして大きく言えば地球の自然を守るためにも引き受けたい。
除雪機を買う気持ちは、今の私にはない。

    

  
コメント (4)
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