コロナ(COVID-19)に使用する抗ウイルス薬は、9月までは公費扱いだが、10月からは通常の処方と同様になる。
薬局で価格を確認してもらったが、なかなかの値段になる。1割負担の高齢者では問題なさそうだが、3割負担だとあらかじめ患者さんの了解を得ないとびっくりされるだろう。
いずれも1処方あたり(5日分)。
パキロビッドパック600は99028円で、1割負担で9903円、3割負担で29708円になる。
パキロビッド300(腎不全用)は62693円で、1割負担で6269円、3割負担で18808円になる。
ラゲブリオ(カプセル)は94312円で、1割負担で9431円、3割負担で28204円になる。
ゾコーバ(錠)は51852円で、1割負担で5185円、3割負担で15556円になる。
パキロビッドとラゲブリオは高齢者での処方が多くなるが、年齢制限のないゾコーバだと3割負担の患者さんへの処方になるので、1万5000円プラス初診料や検査料なので2万円弱くらいか。
医局員へのメール配信と救急外来(発熱外来)での張り出しを依頼した。