なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

尿管結石

2020年10月19日 | Weblog

 月1回市内の開業医である若い先生に、日曜日の救急外来を手伝ってもらっている。診療科は泌尿器科だが、救急医療も経験されたらしい。内科も外科も何でも診る。

 父親の跡を継いで開業医を継承するにあたり、当院の院長先生に挨拶に来られた。地域医療に貢献したいと言われて、院長先生が土日の内科救急の人数が足りなくて、という話をしたらしい。月1回日曜日の内科救急(それも日当直で)を担当してもらえることになった。

 当初は新しくクリニックを建設していたので、本格的に開業する前だけ手伝ってくれるのかなあ、と思っていた。新しいクリニックができたが、その後も継続していただいている。月曜日の朝まで勤務して、そのままクリニックの診療を開始するのは大変そうだ。

 

 日曜日は発熱外来に3名とそれ以外の受診も数名あり、最近としてはそれなりに来ていた。発熱・咽頭痛、発熱・咳(胸部X線で明らかな肺炎像なし)、尿路感染症の患者さんに、それぞれレボフロキサシン内服を数日分処方していた。(抗菌薬適正使用の点で意見はあると思うが、まあそこはそれ)

 月曜の早朝に右側腹部痛の25歳男性が受診していた。腹部単純CTで右尿管に小結石があり、右腎は軽度の水腎症になっていた。これは専門分野だ。NSAIDsの内服・座薬を処方して、泌尿器科受診としていた。

 

 身体的にも、時間の面でも負担は大きいと思うが、今のところいつまででやめたいとは言っていない。救急が案外お好きなのかもしれない。

 この週末は、施設入所が決まっている地域包括ケア病棟の患者さんたちが、誤嚥性肺炎になったり、食事摂取量が低下したりしていた。タイミングがわるいなあ。

 

 

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