一昨日の火曜日に81歳男性が前日からの痰の絡みと呼吸が苦しい感じで受診した。発熱はなく、酸素飽和度の低下もなかった。一昨年に2回肺炎で入院した既往がある。
呼吸器科(外部の病院の呼吸器内科医)の外来を受診した。胸部X線と胸部CTが施行されて、慢性的な誤嚥があるのだろうという記載で去痰薬が処方された。右肺背側の陰影は有意にとらなかったらしい。
症状が続いて2日後の今日再受診した。外来で内科の若い先生が診察して、画像検査を再検した。胸部X線だけでも充分違うが、胸部CTも撮り直した。背側に明らかな浸潤影を認めた。白血球数12600・CRP8.7。2日で肺炎の陰影がこのように変化するという結果になった。今日は入院した。
一昨日の画像をどう読むかという問題になるが、内科だと血液検査もしてしまうので、多分異常値が出て入院にしたと思う。後からだと何とでも言えるが。