なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

中高年医師の逆襲?

2016年11月02日 | Weblog

 medicinaの2015年4月号は山中克郎先生企画の「救急疾患、重症はこうして見極める いつまでもヤブと思うなよ」で、今読み返している(3回目)。「中高年医師の逆襲」と題して座談会が載っている。山中先生、西伊豆病院の仲田和正先生、広島の開業医中西重清先生が勉強法を述べている。

 山中先生は、ACPの生涯教育のための問題集「MKSAP」を解いているそうだ。とてもまねできないので、日本語の症例集・診断トレーニングだけ見ている。覚書や文献をまとめておくのにEvernoteを使っているというので、とりあえずEvernoteの解説書を買ってみた。できればまねしたい。中高年の逆襲といっても、若い先生にはかなわない。若い先生を見習って頑張る(勉強し続ける)ということだろう。

 中西先生は、毎月1回東京の「総合医スキルアップセミナー」に行っているそうだ。ケアネットで講義されている先生や、専門分野の著書を出されている高名な先生方による、症例検討+講義らしい。日曜日にあるので、当地からはなんとか朝早くに新幹線で行けるが、広島からの参加ということは、土曜日に東京に行って一泊になるはずだ。セミナーの参加費用は1回5万円弱。ホントに熱心だと思う。11月のセミナーに参加してみるべきか考えていたが、12月初めに東京である心エコーのセミナーに参加を申し込んだので、また今度かな。

 田坂佳千(よしかず)先生が立ち上げたメーリングリストTFCのことも出ているが、これは会員の推薦がないと入れないそうだ。

 今日は、内科再来の受診数が多くて疲れた。病棟は前立腺癌(骨転移・皮膚転移)の患者さんにCVラインを入れた(エコーガイド)くらいで終わってしまった。amazonに注文した「目でみるトレーニング第3集」と心エコーの本が届いた。

コメント (1)
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