
オニシバリ(ジンチョウゲ科)
3月に花を見て6月に赤い実をつけたオニシバリの葉がほとんど落ちている。
夏に葉がすっかり落ちるので夏坊主とも呼ばれるのだが、少しだけ残っている。
緑の多いところを歩くと、いろんな生き物たちに会うことができる。

葉っぱがガサゴソ動くほうを見ると、
シュレーゲルアオガエルが足を伸ばして面白い恰好をしている。

こちら中央にいるヒキガエルも小さくて土の上にいると目立たない。

ミズキの実が色づき始めたが、そこに虫が止まっている。
エサキモンキツノカメムシだ。
エサキモンキツノカメムシはミズキの葉で生まれる。
そのことは 少し前の記事 参照

エサキモンキツノカメムシがミズキなどで産卵する理由は、
子供がこのように小さな実の汁を吸って育つからだ。

同じ木にアカスジキンカメムシも止まっていた。

目を下のほうへやると草の上にはアシグロツユムシがいた。
キリギリスの仲間だが、これはまだ幼虫の段階らしい。

これは蝶か蛾かと思ったがベッコウハゴロモといい大きな分類ではカメムシの仲間だそうだ。
もちろん初めて見た。

そして綿毛を背負ったような幼虫は、
ベッコウハゴロモかスケバハゴロモか何かハゴロモ科の仲間の幼虫らしい。
姿を詳しくとれなかったのが残念だ。

これはコガネムシなどと同じ甲虫に属するジンガサハムシだ。
背中に透明な陣笠をかぶっている姿が面白い。
ジンガサハムシとかカメノコハムシと呼ばれる仲間も多いようで、詳しい区別はまだ知らない。

最後にアシナガバチの巣。
顔があるように見えるのが幼虫で、黄色くなっているのはサナギかと思う。
小さな生物たち 緑の葉に隠れてちょっと見には気づきにくいですが こうしてじっくりと見て行くといろんな虫さんに出会えるのですね~
幼かった頃は よく虫を見ていましたが 大人になってからはそれらの記憶が抜けてしまって・・・
また じっくりと観察してみたいという気持ちを起こさせてくださいました~
ありがとうございます。
観察の目が無いとみんな見落としてしまいます。
つい、目に付くトンボや蝶ばかりに行ってしまいますネ。
ジンガサハムシ、○○ハゴロモも面白いですね。
しているかのような姿には笑えました。ここ2~3日のように
急に寒くなっては、動き始めにそれこそ準備運動がいりそうです。
ヒキガエルは、中央と教えていただかなかったら見つけられません。
すっかり周りと同化していますね。
カメムシたちはずいぶん色々な種類がいるのですね。
わが家の周りは相変わらずマルカメムシが大多数で、ときおり
もう少し大きく平べったいのもいます。触らなければ臭くもない
のですが、うっかり知らずに触って身の危険を感じさせてしまうと
いや~な臭いを嗅がされしばらく手にもついています。
以前、洗濯したタオルに潜んでいるのを知らず、お風呂上りに
カメムシタオルで体を拭いてしまったときは泣きたくなりました~
ベッコウハゴロモは、似たのを見たことがあるようなないような。
大きな分類ではカメムシの仲間なのですか。
それではアオバハゴロモもですね。
この蜂の巣の、サナギが入っている部分、ずいぶん黄色いのですね。
巣の他の部分と同じような色のものしか見たことがなかったので
新鮮な驚きです。
子どもの頃より虫など小さな生き物達を敬遠するようになって
しまったこの頃ですが、観察すると楽しそうですね。
ヒキガエル探しました~
長い名前のカメムシ、美しいです。
よく沢山見つけましたね
私は逆に幼いころに虫をじっくり見るということをしなかったので、いま観察して面白さに気付いたところです。
カメムシという名前すら知らないほどでしたが、その種類の多さと派手な衣装に驚いています。
こういう虫たちはチョウとちがって草木の葉などをじっくり見ないと気付かないので、一人で歩いていてはなかなか種類が増えません。目の良い人が頼りです。
虫は成虫と幼虫のそれぞれに個性があって、それらを結びつけて眺めるのも面白いところです。
ジンガサハムシやベッコウハゴロモはもう少しアングルも変えて撮ってみたいものです。
カメムシはずいぶん種類が多いようですね。我が家のゴーヤにも来ているので今度撮ってみようと思います。
風呂上りにカメムシタオルを使うはめになったら、たしかに泣きたくなりますね。もう一度入りなおさないと・・
アオバハゴロモもカメムシの仲間ですが、ベッコウハゴロモとは親戚ぐらいの関係でしょうか。
アシナガバチの巣、特に黄色いサナギをじっくり見たのは初めてなので面白かったです。
野菜や花につくカメムシは嫌われ者ですが、ユニークなやつもいて興味深いです。
思わず犬が電信柱に・・・の姿を連想してしまいました。
ヒキガエルの姿は 今出来上がって来たばかりの新品の
眼鏡とルーペで探しましたが???
アシグロツユムシは、コオロギみたいで、一瞬
秋に鳴く虫さんかと・・・
ハゴロモ科の仲間の幼虫、ジンガサハムシのどちらも
多分、私が実物に、お目にかかるチャンスはないと
思われ、忘れないよう!葉に穴があくほど
凝視致しました!!
ヒキガエルは木の切れ端に右手をのせて、その1cmほど上に目玉がかろうじて見えませんか。
アシグロツユムシはキリギリスの仲間で秋になく虫ですが、小さな声でジクジクという程度だそうで期待はできません。