上野・池之端まで用事があったので、帰りに湯島から御茶ノ水まで歩いてみた。
ここは旧岩崎庭園へ向かう道の角っこにあるお宅。
2年ほど前、都心にしては古びた外観が昭和の面影を残しているのに感心した。
今回は、全く構造もデザインも変えずに板塀や格子や手摺が新しくなっていた。
写真の左端に見える塀囲いはマンション建設のためであるのに、
すぐ近くで古い民家を残し続けようとしているらしいことに頭が下がる。
旧岩崎庭園の正門の手前には石垣が続いていて、その上を花がうずめている。
オドリコソウ(シソ科)
ムラサキハナナがずいぶん目立つが、オドリコソウも負けじと群生している。
近所で見なれたヒメオドリコソウに比べると、かなり大きい。
色合いも白から薄いピンクまでとおとなしい。
カントウタンポポ(キク科)
オドリコソウやムラサキハナナに遠慮するようにカントウタンポポも咲いている。
庭園内ではもっとたくさん見られるようだが、今回は時間の関係でパスして湯島天神に向った。