横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

中には白いのも

2008-04-17 08:19:23 | 近所

アカネスミレ(スミレ科)
スミレは地上茎がのびて葉が互性する有茎種と
地上茎が発達せず葉や花柄が根元から出る無茎種とに分けられる。
市民の森でときたま見つかるアカネスミレは無茎種のほうだ。


タチツボスミレ(スミレ科)
一方、近所のどこにでも咲いているタチツボスミレは有茎種だ。
もちろん市民の森でもいっぱい咲いている。


ところが市民の森のある一角だけ、普通のタチツボスミレに混じって白いスミレが見られる。


シロバナタチツボスミレ(スミレ科)
何らかの要因で色素が合成されないらしい。


ごくほんのり薄紫色が残っている個体もある。


ムラサキケマン(ケシ科)
ムラサキケマンも市民の森をはじめ近所のあちこちで咲いている。


これまた市民の森のある一角だけ、花の先以外が白い花が混じっている。


シロヤブケマン(ケシ科)
ヤブケマンとはムラサキケマンの別名だそうだ。
これも色素に関わる変異のせいなのだろう。
花弁の先まで白いのはユキヤブケマンと呼ばれるそうだが、まだ見ていない。